西郷真央のスイングはプレッシャーに強いスイング! 右足を蹴りつつ素早く大胆に体を回転!
元賞金女王古閑美保の女子プロ・スイングいいとこ取り!!【Vol.11 西郷真央のドライバー】
いま注目を集める女子プロの”スイング”のヒントを、元賞金女王・古閑美保が、簡潔明瞭にレクチャーするシリーズ。第11回は、西郷真央のドライバーをご紹介。
GOLF TODAY 本誌 No.621 64ページより
撮影トーナメント/2023日本女子オープン
撮影/圓岡紀夫
完璧な下半身主導スイングで、手が邪魔をしないから、プレッシャーに強い
アドレス時に両ワキを締め体と腕を一体化させたら、ダウンで思い切って体を回せばOK!
西郷さんのスイングは素早く大胆に体を回転させるのが特徴。
下半身主導のお手本のようなスイングで、お尻やお腹といった大きな筋肉のみを動かし、手先で小細工できそうな動きはゼロ。
肩の入れ替えだけで振っているので、再現性が高いのはもちろん、回転速度を上げるほど飛距離も出ます。体を回すことさえできれば手は邪魔をしないので、プレッシャーに強いスイングといえるでしょう。
この西郷流スイングを”いいとこ取り”するなら、ダウンスイングで右足を強く蹴り、とにかく胴体部分を速く回転させること。アドレスした時点で両ワキを締めて体と腕を一体化させれば、ダウンスイング以降も体の回転に手がスムースについてくるはずです。
お尻の体重移動のうまさはピカイチ!横振りで理想のアッパー軌道を実現
「低めの”出前持ち”トップから、右足を蹴りつつお尻を大きく動かすことで、体を一気に回転させています。上背がないため横振りスイングですが、アッパー軌道が一番飛ぶといわれる現代のクラブにはもっともマッチしたインパクトを実現。ただし、そのまま振り抜くと左に飛びやすいのでフォローは縦に振って高い位置に上げることで調整しているようです」(古閑)
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2023年の女子ゴルフツアーで、西郷真央プロが1年半ぶりに優勝したのが印象的でした。アマチュアゴルファーでも不調に陥ること...
西郷真央 Mao Saigo
さいごう・まお/2001年10月8日生まれ、千葉県出身。158センチ。島津製作所所属。19年プロテスト合格。ツアー通算6勝。23年メルセデス・ランキング14位。
古閑美保
こが・みほ/1982年7月30日生まれ。167センチ。01年プロ入りし、03年にツアー初優勝。08年には年間4勝を挙げて賞金女王に。11年、左手首の故障もあり29歳の若さで現役を引退。ツアー通算1勝。『FOXスポーツ&エンターテインメント』で『古閑美保のスマートゴルフレッスン』を放送中。GMOインターネットグループのアンバサダーに就任
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