ライ角はややこしい

T島 ライ角調整ありがとうございました。

金子 実は僕もやりました(笑)

T島 先日、ゴルフトゥデイさんの企画でサウナの達人として登場していた伊東大祐プロにちょこっとレッスンしてもらった時、ライ角合ってます?と聞かれチェックしたら合ってなかった。

金子 恥ずかしながら、私もです。

T島 俺達ダメだね。こんなにクラブについて語っているのに…。

金子 おっしゃるとおりです。

T島 ライ角、大事なんですよ。

金子 基本のキと言っていいかもしれませんね。

T島 T島は、アドレスを変えてスイングも変えたので、適正ライ角がフラットになりました。

金子 T島さんは、標準的なライ角からフラットへ。メーカーさんによって違うんですけど、7番アイアンで60度に変更しました。

T島 気をつけていただきたいのが、メーカーさんによってライ角違うってことです。

金子 メーカーさんだけじゃなくて、同じメーカーさんでもモデルによって違ったりします。

T島 例えば、タイトリストさんは7番が63度なんですけど、ヤマハさんは61度と2度も違います。ダンロップさんは62度が多いかな…

金子 そうなんです。ややこしいんです。

T島 ライ角って、身長や手の長さによって大きく左右されるといわれております。やっぱりアメリカのクラブメーカーさんには身長の高いユーザーが多いので、タイトリストさんみたいにアップライト担っていることが多いんですよ。

金子 そうですね。まあ最近はモデルによって、同じ7番でも飛び系アイアンは、クラブ長が長いことが多いので要注意です。

T島 まあ大人になると身長も手の長さも変わらないので、ぶっちゃけライ角って1度合わせると問題ないことがほとんどですけど、スイングが変わるとライ角も変わっちゃうことがあります。

金子 私達、伊東大祐プロのおかげで変わっちゃいました。

T島 ただのサウナ好きのお兄さんじゃなかったです。

ライ角が合っていないと影響を受けるクラブ

金子 こらこら。で、ライ角ですが、地面から打つクラブにとって非常に大切な要素となります。ライ角が合ってないとソールが使えないし、そもそも芯に当たらないですもんね。

T島 そうだね。合っていないと、トゥかヒールどっちかに地面が当たって、芯にボールが当たらない(正確には芯付近)。

金子 そうです。ティアップしているなら別ですけどね。

T島 あとロフト角が大きいものほど、ライ角が合っていないと影響を受けます。

金子 ウェッジなんか違いを実感できます。ソールの機能もライ角が合っていないとうまく作用しないし。

T島 想定通り地面に当たらないからね。

金子 アイアンもですが、やっぱりフェアウェイウッド、ユーティリティにも影響があります。

T島 アイアン調整したら、ユーティリティがアップライトに見えてきちゃったよ。

金子 T島さんはPXGのユーティリティだから、ノーマルからフラットへ、スリーブの方向を変えてください。

T島 そうしないと。フェアウェイウッド、ユーティリティのカチャカチャあまり回したことないけど、180度差し込む方向を変えることでライ角が変わるのは便利だね!

金子 ウッド類も調整できるものはしたほうがいいですよ。調整できない接着するタイプでも、シャフトとヘッドの隙間を使ってほんの少しは調整できます。

T島 そうだね。調整幅は少ないけどね。

金子 パターのロフト角は小さいので影響を受けにくいですが、できれば調整したいです。でも、ルールによって極端にアップライトにはできません。79度までが限界です。

T島 90度にしちゃうと、目の下にアドレスしやすくて、バンバン入っちゃいます。

金子 長尺パターをアップライトに構えることができやすいから…という理由でルール不適合になったパターがありましたね。

T島 あったあった!よく覚えてるね。

金子 業界長いんで(笑)

ソールをチェックしてみて!

T島 まあ大蔵ゴルフスタジオみたいなフィッティングスタジオでクラブを作ると、ライ角を合わせてから納品してくれるから安心です。

金子 クラブができ上がってお渡しする際、アフターフィッティングという調整をしています。その時、調整するんです。

T島 基本、調整できるアイアンしか扱っていないような…。

金子 そうですね、もちろん調整できにくいものもあります。

T島 大手メーカーでは、ピンさんがライ角に熱心です。フィッティングの際にライ角をチェックしてくれます。

金子 ほんと30年前からやってますよね。あと〇〇ゴルフさんも熱心だった。

T島 〇〇ゴルフさんは廃業されましたね。海外大手メーカーさんも、米国ではライ角が違うバージョンとか出しているのに、国内では…。

金子 以下自粛。

T島 はい。ホント大切なんですよ。フィッター金子氏はアイアンの飛距離が伸びちゃったとか!

金子 そうですね。ビックリしました。

T島 ワタシ的には、ウェッジがすごく使いやすくなりました。

金子 ソールの当たりが結構変わりますからね。

T島 アイアンやウェッジのソールをチェックしてください。トゥもしくはヒールに傷が集中していたら、もしかしたらライ角が合っていないかもしれません。

金子 残念ながら大蔵ゴルフスタジオでは、ライ角のチェックや調整だけはやっていないんですよ。

T島 まあヘッド選び、シャフト選びでも変わるし、そもそもここはフィッティングスタジオだからライ角のチェックや調整だけやると中途半端になって、それがデメリットになるからね。

金子 そうなんです。お馴染みの工房さんとかで調整してもらってみてください。大蔵ゴルフスタジオのお客様で、最近ちょっとソールの傷が??という方はフィッターまでご連絡ください。

T島 ということで、ライ角大切なんです。

文・T島

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

大蔵ゴルフスタジオ

上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
https://www.ogs-p.jp/



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