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話題の「オーパス」ウェッジが女子ツアー上陸『構えた感じは良いですね』上田桃子の第一印象はクリア

2024/07/16 ゴルフサプリ編集部

キャロウェイ,ウェッジ,オーパス,上田桃子

今週、7月18日(木)〜21日(日)に開催されるJLPGAツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」の練習日、キャロウェイの最新ウェッジ「オーパス」がツアーローンチされた。昨日、月曜日の時点で契約選手向けに軽くテストが実施されたとのことだが、一夜明けての様子を取材した。
写真/ゴルフサプリ編集部

「オーパス」女子プロには“イケメン”に見える?

「大東建託・いい部屋ネットレディス」でのツアーローンチに先駆けて、月曜日にひと足早く「オーパス」をテストしたのは、キャロウェイの契約プロである河本結、柏原明日架、木村彩子、竹内美雪、政田夢乃の5選手。
その際、選手たちからは共通して「ネックからフェースにかけてのつながりが自然で、従来モデルに比べてより構えやすくなった」という感想が得られたと、キャロウェイの担当者が教えてくれた。確かに「JAWS RAW」と比べると、ネックからフェースへの繋がりの部分が、下の写真(白いラインがJAWS RAW、ワインレッドがオーパス)のように“ほんのり”と変化したように見える。また、ネックからリーディングエッジに至るラインも「オーパス」のほうがストレートに近いように見える。この辺りの変化を、女子プロたちは感じ取っているのだろうか。

白いラインがJAWS RAW、ワインレッドがオーパス(イメージ図)
竹内美雪

昨日に引き続き、今日明日の練習ラウンドでもコース内で感触を確かめると言う竹内美雪から話を聞くことができた。「オーパス」の印象を聞こうとすると、『カリフォルニアの高級ワインと同じ名前なんですってね!?』と、ウェッジの名前としては由来が珍しいことからも興味を引かれたと言う。
『ヘッドをソールしたときにフェースが“ペロッ”と開いたりしなくて、座りがとても良いです。それに“シュッとした感じ”もあって、好みの形状です。スピンもかかりやすいです。でも、変にかかりすぎることはなくて、そこがまた良いですね』(竹内美雪)

また、河本結は58度のTソールをテストしたいとのことで、現在組んでもらっている最中ということだった。(Tソールはリーディングエッジ側の面取り幅が小さく、かなりピーキーなイメージがある)

  • 上田桃子
  • 上田桃子

月曜日のテストには参加できなかったという上田桃子、「オーパス」を見るのは今日が初めてとのこと。待ち構えていたキャロウェイのツアーレップからMOMOKOと刻印されたSソールの「オーパス」を渡されると、練習ラウンド前の慌ただしい時間を割いて、集まった記者陣のために試し打ちをしてくれた。

『構えた感じは良いですね。顔がスッキリしていて、薄いですよね。上級者が好きそう。自分のボールで、コースで打ってみないと確かなことは言えないですけど、第一印象は良いですね』(上田桃子)

練習場の芝が柔らかいことと、普段使っているボールではないので”打った感じ”は語れないとした上で、第一印象だけならと感想をもらえた。

そばにいた辻村明志コーチにも第一印象を聞かせてらもった。
『今使っているウェッジと同じライ角で作ってもらっているはずなのですが、ネックが長いのもあってか、構えるとフラットに見えますよね。ウェッジってヒッカケるの嫌だじゃないですか、だからそういう(ヒッカケる)イメージがないのがいいですよね。ソール形状ですか? 今はスタンダードな形状のソールを使っています。以前はゴリゴリに削っていましたけど(笑)、新しいウェッジもスタンダードなソールで作ってもらっていますね』(辻村明志)

まだテストしたばかりということもあって、今回の取材では選手たちの「オーパス」に対する評価を詳しく聞くことできなかった。だが、テストを続けるということは、使う可能性が前提にあってのこと。早ければ今週から実戦投入する選手が出てくるかもしれないので、「大東建託・いい部屋ネットレディス」の中継を注意深く観戦しておこうではないか。

「オーパス」はレギュラータイプ4ソールに加えて「プラチナム」2ソールの6種類

オーパス

先日、「オーパス」には「S/C/T/W」の4つのソールがあると報じたが、4つのソールタイプに加えて、製法の異なるモデルが存在することがわかった。

それは「オーパス プラチナム」。通常の「オーパス」とは製法が違い、303ステンレスと147ステンレスを素材として採用し、これらを粉末射出成形…MIM製法という作り方が用いられているとのこと。通常の「オーパス」との最大の違いは打感ということだが、これまた気になるウェッジが増えてしまった。

オーパスプラチナム,Zソール,キャロウェイ

そして「オーパス プラチナム」のソールは「S」と「Z」の2タイプが用意されている。現時点で2タイプだけだが、もしかしたらもっとあるのかも? 「Z」は通常の「オーパス」にはないソール形状で、ヒール側からトゥにかけてソールの中央部分が凹んでいる。リーディングエッジとトレーリングエッジには削り(面)があるが、この面取りも他にはない形だ。どんな働きをするのか気になるところ。

さて、男女ともにツアーローンチが行われた「オーパス」ウェッジ。発売も間近と考えて良いだろう。今後も続報が入り次第、お知らせしたい。

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