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ポイントは手首！　フェアウェイウッドの当たりが良くなる、遠心力の使い方

ポイントは手首！　フェアウェイウッドの当たりが良くなる、遠心力の使い方

連載ゴルフお悩みレッスン「われらアマチュアお助け隊」【第66回】

2024/07/26　ゴルフトゥデイ編集部

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巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む！

ゴルフトゥデイ本誌626号／76～79ページより
協力／エースゴルフクラブ赤坂　取材／平山讓　撮影／相田克己

今月のアマチュア、中田勇さんのお悩み

中田勇さんのお悩みは…

フェアウェイウッドの当たりが薄くトップしてゴロが多いです……
パー5ホールのフェアウェイから2打目でチョロだと悔しくて……

ゴルフ歴	30年
スポーツ歴	登山
ハンディキャップ	15
ドライバー飛距離	210ヤード
好きなクラブ	8番アイアン

好きなプロ吉田優利

今月のお助け隊員／赤坂友昭プロ
FWのお悩みワンポイントに絞って解決しましょう！

中田勇さん
よろしくお願いします！

中田さんのFWのショットを見てみましょう！

テークバックまでは腰も回ってダイナミックでいい感じ！切り返し以降のダウンスイングを修正していきましょう！

主な原因はココだ!!

ダウンスイングでのグリップの力みにより、関節が硬直し体だけが左へスエーしてしまいクラブの遠心力が使えずにヘッドが地面から遠いインパクトになって、トップしていた！

インパクトでクラブの「遠心力」を生かせていない！

（写真上）体が先に流れてしまっているためヘッドが地面から遠く離れてしまう（写真下）体の軸がブレずクラブの遠心力でヘッドが地面に対し適切に下りてくる！

ダウンスイングでグリップが硬直している！

（写真左）ミスを恐れるあまり手に力みがあり、体だけが左へ流れています（写真右）グリップを柔軟にしてヘッドを走らせるだけで、体のスエーも止まります！

ワンポイントレッスン

体を動かさずに手首だけを柔らかくして180度素振りをしてみましょう！

POINT

体で球を打ちにいくのではなくクラブヘッドが走るイメージを持ちましょう！

ここをチェック！

【ヘッドを走らせれば体の軸が決まる！】
（写真左）左へのスエーを止めようとしなくとも
（写真右）クラブの遠心力をイメージすれば体の軸ができます!!

【手首の「ヒンジ」を柔らかく使いましょう！】
（写真左）テークバックでは右手首がこれくらい曲がっていい！
（写真右）フォローでは右手と左手がクロスする感じで！

カンタンな練習の繰り返しでミスを減らしましょう！

【両手ブラブラ素振り】

力みによって各関節が固まってしまいがちな人は、まずクラブを持たず両手を下にだら～んと下げます。リラックスさせたその腕を、クラブを振る要領でテークバックし、腕の重さを感じたままフィニッシュまで素振りします。関節の力みが自然と抜けます。

お悩み解決！

Before
体で球を打ちにいっていたインパクトが……

After
クラブの遠心力を利用したカタチに！

今回のお助け隊員

赤坂友昭

【数多くのプロに教える理論をアマチュアにも】

現役時代からトータルゴルフフィットネスにてトレーニングを学ぶなど精力的に活動。コーチに転向後は、クラブ力学・物理学・運動力学という根拠のあるものを日々追求。現在は上記の他、東京ゴルフスタジオにて、数多くのプロに教えている理論を、わかりやすくアマチュアにも指導している。