右にも曲がるし、左にも曲がる…。そんなアマチュアはシャウフェレを見習って!

先週末に行われた今季のメジャー最終戦『全英オープン』は、2位から出たザンダー・シャウフェレが6バーディ、ノーボギーの「65」でまわり、通算9アンダーで優勝しました。
シャウフェレは5月に行われた『全米プロゴルフ選手権』につづき、メジャー2勝目を挙げました。

米ツアー通算9勝、現時点で世界ランク3位につけているシャウフェレのスイングは、ムダな動きが一切なく、とても洗練されていると感じます。特に手や腕の動きを比較的セーブし、下半身主導でカラダを回転させて振っていくところは、ショットが左右に散ってしまい、なかなかスコアをまとめられないと悩むアマチュアはぜひ参考にしてほしいと思います。

手や腕を積極的に使ってスイングしても何も問題ありませんが、このタイプは一般的にフェースの開閉量が大きくなるため、インパクトのタイミングが少しでもズレると、ボールが曲がりやすい傾向があります。

シャウフェレはスイング中にフェースをスクエア〜シャットに使い、フェースの開閉量を小さくしています。こうすると、ミスヒットしてもボールの曲がりが少なくなるため、大怪我になる心配がありません。またシャウフェレはスイングアークを大きくすることでヘッドスピードをアップし、飛距離を稼いでいます。

方向性を安定させたいけど、飛距離は落としたくない…と思っているアマチュアは、シャウフェレのようなカラダの使い方、そしてフェースの使い方を参考にしてみては、と思います。

ザンダー・シャウフェレ
Xander Schauffele 1993年10月15日生まれ。米国・カリフォルニア州サンディエゴ出身。プロ転向2015年。全米プロゴルフ選手権に続いて全英オープンでも優勝し、今季ここまで2つのメジャーを制すこととなった。2021年「東京五輪」で米国代表として金メダルを獲得。

解説:宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場とインドアスタジオでレッスンを行っている。