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ヘッドスピードアップにはやっぱりコレが一番効く!「重い」「軽い」を交互に素振り!【ドラコン優勝コーチ・遠藤璃乃が教えます】

目指すは最大飛距離250ヤード超え!飛ばし屋講座vol.7

2024/08/05 ゴルフサプリ編集部

遠藤璃乃

飛距離を伸ばそうと思った時に、スイングを変える、クラブを変える、など色々と方策はあるが、最も簡単かつ効果的なのは「素振り」ではないだろうか。
写真/圓岡紀夫

2つの素振りを交互にすればスイング軸が安定しスピーディーに振れるようになる

ドライバーで飛距離を稼ぐには、ある程度ヘッドスピードが必要です。ヘッドスピードアップの条件は、文字通りクラブを速く振ることとスイング軸をブラさないことです。素振りはスイング作りにとても役立ちますが、飛距離アップを図るならば、それに適した素振りをやるとさらに効果的です。

ということで、ここでは2つの素振りを紹介します。まずはブレない軸を作る素振りから。ウェッジやショートアイアンなど重いクラブ2本を互い違いに持って(写真参照)素振りをします。クラブ自体が重いので振りづらいですが、なるべく速く振りましょう。目安は1セット10回。重いものは手で振れないので、体幹を使って振れるようになります。もちろん体幹の強化にも繋がります。

遠藤璃乃
ウェッジやショートアイアンなど重めのクラブを互い違いにグリップして素振り。重いので体幹をしっかり使ってスイングすること

重いクラブで素振りをしたら間髪入れずにドライバーを逆さに持って軽いクラブの素振りをします。こちらは連続で、とにかく速くスイングこするとだけ考えてビュンビュン振る。腹筋に力を入れると体幹が安定して腕が速く振れます。こちらも連続で1セット10回やってください。

遠藤璃乃
ドライバーを逆さに持って素振り。軽くて振りやすいので、できる限りスピードアップしてビュンビュン振ること

練習ではもちろんのこと、スタート前のウォーミングアップもこの順番で同様に素振りをすると、ドライバーのヘッドの重さを感じることができてティショットに効果があります。ラウンドで体が温まってきたらクラブを逆さに持った素振りだけでOK。ビュンビュン音をさせて振ってからティショットに臨みましょう。

なお、体幹を鍛えるには、ちょっとしたトレーニングを取り入れるのがオススメ。TVやビデオを観ながら、音楽を聴きながらでもいいので、フロントプランクやサイドプランクをやると体幹が強化されて軸が安定します。1回30秒くらいを目安にぜひやってみてください。

遠藤璃乃
体幹を強くするのがヘッドスピードアップを図るポイント。フロントプランク(下)やサイドプランク(上)といったトレーニングを取り入れると効果がある

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遠藤璃乃

遠藤璃乃
1994年生まれ。東京都出身。JLPGA TCP A級ライセンス、PGA of America Playing Ability Test (PAT)合格。中3年まではテニスに没頭。埼玉栄高校ゴルフ部からキャリアをスタートした。卒業後は米国へ留学して腕を磨くのみならず、ゴルフに特化したトレーニングについても本格的に学ぶ。2017年にはドラコン日本一決定戦 L-1グランプリに挑戦し優勝した経験をもつ。現在は東京都世田谷区のゴルフレンジプラスターでチーフインストラクターを務める。


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