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【キャロウェイ/ELYTE(エリート)ドライバー】AIフェースがさらなる進化! “エリート領域”に踏み入った飛びと寛容性

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2025/01/23 ゴルフサプリ編集部

ELYTE ♦︎♦︎♦︎(トリプルダイヤモンド)/他メーカーからも移行もしやすい操作性の高いプロモデル

ELYTE,ドライバー,キャロウェイ,トリプルダイヤモンド
HS47m/sのゴルファーを想定した測定データの一例。

『ELYTE ♦︎♦︎♦︎(トリプルダイヤモンド)は、4モデルの中では唯一ヘッドがマット仕上げではなくツルツルして光沢があります。また、体積が450ccと小ぶりでディープフェース、プロや上級者が好みそうな洋ナシ型です。これはすべてのモデルに言えることですが、前作より打音が引き締まった感じで静かになりました。打感は吸い付いているようなピタッという感触があります。でも弾く感じもある。ちょっと形容しづらいですが、心地よくて高級感がありますね。
構えた時の顔はきれいで構えやすいです。初代のPARADYMは大きめで角張った印象で、カーボン同士を繋ぎ合わせる限界を感じましたが、それがPARADYM Ai SMOKEでちょっと丸っこくなり、今作ではより構えやすく進化してターゲットに合わせやすい見栄えになりました。どこを向いているかわからないから使わないという人が一定数いたと思うので、これなら他メーカーからの移行もしやすいと思います。

HS47m/s前後のゴルファーを想定した測定データの一例。

打った感じはやはりプロモデルで、機動力があって操作性が高いと思います。ただ、前述したように前作からガラッと変わったところはなく安定感をキープしています。セレクトショップ限定のラインナップなので、おそらく従来のトリプルダイヤモンドシリーズと一緒で、つかまる、さらにつかまる、さらに小ぶり、といったバージョンの展開があるのではないでしょうか。そもそもツアープロユースとはそういうものですからね。ただ、基本設計は優れていないことには後発は出せません。その意味では、他の3モデルと同様に、飛距離、コントロール性能、寛容性ともにブラッシュアップされています』

キャロウェイ,ELYTE ♦︎♦︎♦︎ ドライバー

プロや上級者向けのELYTE ♦︎♦︎♦︎は、他のモデルとは異なりクラウンにサーモフォージドカーボン、ソールにフォージド・カーボンを使用した360°カーボンシャーシ。ターゲット層のスキルやヘッドスピードに合わせて理想的な弾道と飛距離性能を追求した結果、重量配分の自由度が高いこの設計に落ち着いたということ。従来製品と同様、ソールの前後に2カ所搭載されたスクリューウェイトの初期設定はフロントが4グラム、バックが9グラム。入れ替えにより弾道の高さやスピン量の調整が可能だ。

ELYTE ♦︎♦︎♦︎ ドライバー
【ヘッド】
フェース素材:構造 鍛造 FS2S チタン / Ai 10x フェース / フェースカップ
ボディ素材:8-1-1 チタンボディ+サーモフォージドカーボンクラウン & フォージド・カーボンコンポジットソール+
スクリューウェイト約4g+バック約9g
クラブ長さ(インチ):45.5
ヘッド体積(㎤):450
ロフト角(度):8、9、10.5

TENSEI GREEN 60 for Callaway(S, SR) 10万7800(税抜価格9万8000)円
SPEEDER NX VIOLET 60(S) 13万3100(税抜価格12万1000)円
Diamana BB 63(S) 12万7600(税抜価格11万6000)円

ELYTE MAX FAST ドライバー/クラブスピードが速くパワーがある人でも使える軽量ヘッド

ELYTE MAX FAST ドライバー

『ELYTE MAX FASTについては“カチャカチャ(ロフト・ライ調整機構)”になったのが大きな変化ですね。もちろん軽量でシニア層や女性ゴルファーも使用できますが、ELYTE MAX FASTのヘッドはクラブスピードが速くてパワーがある男性で、軽いヘッドが欲しい人でも使えそうです。シニア向けのヘッドを使う男子プロがいましたが、少しつかまりも入り、シャフトも替えられるこのヘッドなら、それと同じような使い方ができるかもしれません。

HS40m/s前後のゴルファーを想定した測定データの一例。

聞いたところによれば、新しいAi 10x FACEの設計段階で、日本人を中心としたアジア人のスイングデータをAIにインプットしているということ。日本人のスイングや打点に合わせた弾道補正をしてくれるフェースなのでそう感じたのかもしれません。前作のPARADYM Ai SMOKE MAX FASTは、キャロウェイの中では1モデルだけ別路線といった雰囲気を醸していましたが、今作はその延長線上にはありません。自分はELYTE やELYTE Xだと思っている方でも、ELYTE MAX FASTの方が結果がいい、みたいなことも十分にありそうです。元来、軽くするためにカチャカチャをなくしたはずなのに、今作はそれがあっても軽量にできた。これはやろうとしていることがワンランクアップしたということ。間違いなく進化しています』

ELYTE Xと同様ヘッドはやや前後長をもたせた、ボールの上がりやすさを感じさせる形状。ソールの大部分がチタンで構成されているが、トウ側の一部にカーボンを使って軽量化している。石井が言うようにMAX FASTモデルのドライバーとしては初めてアジャスタブルホーゼルを搭載。前作以上の飛距離と方向性に、さらなる寛容性も加わってターゲット層が一気に広がった期待のモデルだ。

ELYTE MAX FASTドライバー
【ヘッド】
フェース素材 / 構造 鍛造 FS2S チタン / Ai 10x フェース
ボディ素材 8-1-1 チタンボディ+サーモフォージドカーボンクラウン & フォージド・カーボンコンポジットソール+バックウェイト約13g
クラブ長さ(インチ) [A] 45.75
ヘッド体積(㎤) 460
ロフト角(°) 9.5 10.5 12.0
ライ角(°) 59.5

【シャフト】
LIN-Q GREEN 40 for Callaway(S, SR, R) 10万7800(税抜価格9万8000)円

ELYTEシリーズドライバー試打後記

『慣性モーメントを上げずにフェース面で打球が散るのを防ぐのがキャロウェイの手法で、他メーカーと一線を画しているところです。実際に打つと、前作よりも明らかに曲がり幅は小さくなっています。AIにどんどんデータが蓄積され日々確度が上がっているのに加え、AIが出した答えを形にする技術も上がっていることを如実に感じます。キープコンセプトで年々熟成されている印象ですね。ELYTEシリーズ4モデルがあれば全てのゴルファーに収まるというのが現時点での答え。その各々に対して打点のブレやゴルファーの打点データを集めて適正を変えているということなので悪くなるはずがありません。初速はルールで決まっていますから、それをどうやって各ゴルファーにフィードバックするかがメーカーの2025年の至上命題。そのため各メーカーともフィッティングを奨励しています。キャロウェイの例で言えば、この先個々のゴルファーに特化したフェースが出てくるかもしれなないと思いました』(石井良介)

試打用のボールはクロム ツアー Xを使用。
試打用のボールはクロム ツアー Xを使用。

試打解説:石井良介
いしい・りょうすけ。1981年生まれ。『令和の試打職人』として各種メディアに引っ張りだこの人気解説者。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」が人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。

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