「距離の基準」を作っておけば、ロングパットに自信がつきます!
ロングパットが苦手で10メートル近くか、それ以上の距離が残ると3パット、4パットしてしまう人は多いことと思います。ロングパットはプロたちにとっても悩みのタネで、いかにカップの近くに寄せられるかを日々の練習で研鑽練磨を重ねています。そこであるプロコーチから聞いた話がとてもタメになったので、皆さんにそっとお教えしましょう。
たとえば7番アイアンの距離は150ヤードが目安という自分の基準となるものがありますよね。PWなら110ヤードとか。だけどパットに関しては距離の基準をアマチュアの方々は持っていない。でもプロたちはちゃんと持っているんですよ。
自分の一番気持ちいいストロークというか、パターを自然に振ったときにボールがコロがる距離の基準を知っています。何も考えずに気持ちいいストロークでボールをポーン、ポーンと3球続けて打つと、3球とも大体同じ場所で止まります。そして止まった場所までを歩測して実際にコロがった距離を把握しておく。10歩とか12歩とか距離の基準はプレーヤーによって違いますが、これがロングパットを1パット圏内に寄せる決め手となるのです。
パターを自然に振った時にコロがった距離を自分の物差しに しよう
スタート前の練習グリーンでいつもの気持ちいいストロークでコロがしたところ、10歩ではなく8歩のところで止まることもあれば、12歩までコロがることもあります。自分の基準に対して、今日のグリーンは重いなとか速いななどの情報をキャッチしておくことで、プレー当日のグリーンのスピードに対応しやすくなるのです。
7番アイアンの基準が150ヤードとしても雨の日はキャリーが落ちるし、フォローの風ならいつもより距離が出やすいから距離感のサジ加減を考えますよね。それと一緒です。
距離感は感覚の世界でもありますから、勘だけでやるも悪くないと思います。でも自分の基準というものを持っておくとロングパットに自信が持てるようになるのではないでしょうか。
清水重憲(しみず・しげのり)
1974年生まれ、大阪府出身。97年にプロキャディとなり、谷口徹、上田桃子、イ・ボミらの賞金王、賞金女王獲得に貢献するなど第一人者として活躍。プロキャディ最多の通算40勝を誇る。




