「緊張=悪」は勘違い! プロが教える、プレッシャーを「集中力」に変えるメンタル術
スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント Season2 VOL.10 メンタル編
ゴルフプレーに「緊張感」は付きものだ。緊張感とどう向き合うかで、プレー内容もスコアも大きく変わる。気持ちを整えて一打一打を大事に打とう。
ゴルフトゥデイ本誌642号/98〜99ページより
取材・文/三代 崇 イラスト/北山公司
「プレッシャーがかかる場面で緊張しすぎてミスしてしまいます」
A.「緊張してきたら『集中できている』とポジティブにとらえましょう」
緊張したときの自分の傾向も把握しておこう
緊張しすぎていつも失敗してしまうのを、どう対応すればいいかというご質問です。
私は緊張するのが悪いわけではないと思います。緊張してきたら、「いいぞ〜」と自分で思えるのが理想といえば理想ですし、競技ゴルファーたちはこの緊張感を味わいたくて試合に出ているようなものですから。
「緊張イコール悪」と思い込んでいる人は、緊張したときにミスが出たりスコアを崩したりしがちです。緊張自体は何も悪くないのに、「緊張すると自分は失敗してしまうんだ」という公式を背負っていること自体に問題があるのです。
緊張感が高まったら、「集中できているぞ」とか「気持ちが張っているぞ」などとポジティブにとらえてみてはどうでしょうか。トーナメントプロたちは「緊張感がないといいプレーができない」と口にしますし、緊張感がまったくないのは一番いけないと思います。
たとえばパー5ホールで2オンしようと思えば行けそうだけど、ギリギリだから刻もうと思ったときに結構ダフリが出やすい。2オン狙いから刻み作戦に変更した瞬間に緊張がいっぺんに消えてしまうからです。
緊張感は持ったほうがいいと思いますし、あとは自分が緊張したときにどうなるかの傾向を知ることも大事です。緊張するとスイングリズムが速くなりやすいとか、切り返しで打ち急いでしまう、足が止まってしまうなどの傾向を把握しておけば、緊張に臨機応変に対処できるようになります。
それと、もう一つ。過度に緊張してしまう人は、意識が外ばかりに向いていることも考えられます。「他人に見られているな」とか「OB打ったら笑われるな」などと思ってしまうと、我を忘れた状態となります。「いつもよりリズムに気をつけよう」、「肩をしっかり回そう」という具合に意識を自分に向けると、緊張の質が変わってくる。つまり、「過緊張」をほどく効果があるのです。
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北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。
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