90切りに成功する状況別 CaseStudy |CASE1.「ピンが手前側の池越えのショットをどう打つ!?」

【攻略法のコツ】 「池越えはショートしやすい。ピンの奥まで届くクラブが正解!」

ピンまでの距離でクラブを選択するのは危険が大きい

グリーンのすぐ手前まで大きな池が広がっていて、ピンの位置はグリーンの手前側。残りの距離は180ヤードくらいといった場面です。こうした状況ではアマチュアゴルファーの多くは「池ポチャはしたくない。だけどピンの近くに乗せたい」と考えます。池もそうですが、ピンが手前側だと大きなプレッシャーになりますし、欲も絡んでくるわけです。

ひとついえるのは、池越えの場合はキャリーが少し落ちるということ。これはツアープロたちがよく口にしています。小さい池とかクリークなら問題ないですが、大きな池の上は湿っていて空気が重たくなっている。それが飛びに影響して手前にショートしやすいことを念頭に入れておくといいと思います。

グリーンのすぐ手前に池があり、ピンの位置が手前側のときは絶対に池に入れないためにピンの奥まで打つのが正解。池を越せる自信がなければ手前に刻むことも考えよう。

大きな池越えョットはショートしやすい。大きめの番手で 打とう

ピンがグリーンの奥側なら、センターまで確実に届くクラブを選択しましょう。これはピンが手前側でも一緒です。最近の女子ツアーはレベルが上がっていて、コースセッティグの難易度が昔と比較にならないほど高い。決勝ラウンドになるとカップをグリーンの端の近くに切ることがかなり増えました。でもピンデッドに攻めてバーディを多く取らないと勝てない。パーセーブに徹したゴルフでは予選通過も難しい。

けれどもグリーンのすぐ手前が池。しかもピンが手前で、池の上空の湿り気でショートしやすいとなれば、キャディバッグを担がせて頂いたことのある山下美夢有プロや竹田麗央プロたち優秀なプレーヤーは決して無理はしません。ピンの奥に乗せることが第一で、ピンの奥からのパットを頑張って入れればいいという考え方です。

池をクリアするにはキャリーで200ヤードが必要という場面で、3番ウッドならグリーンに届きそうだけど少しでも当たり損ねると池ポチャしそうなら池の手前に刻みましょう。チャレンジもいいですが、スコア優先なら池はOBと同様、絶対に避けるべきです。

清水重憲(しみず・しげのり)

1974年生まれ、大阪府出身。97年にプロキャディとなり、谷口徹、上田桃子、イ・ボミらの賞金王、賞金女王獲得に貢献するなど第一人者として活躍。プロキャディ最多の通算40勝を誇る。


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