透き通る打球音が最大の特徴

「ONSA00100」パター最大の特徴は、何と言ってもその打球音だ。ヘッドは真鍮製の完全削り出し。
実際に打ってみると、“チ〜〜ンッ〜〜〜〜(余韻)”と透き通るような高く美しい音が響く。一般的なパターにも音が出るモデルはあるが、このモデルはそのクリアさが際立っており、奥山プロも「この音は素晴らしい(笑)。すごく気持ちいい」と高評価。
さらに興味深いのは、打点によって音がはっきり変わる点だ。芯を外した際には音と打感の違いが明確に現れ、「音でミスがわかる」というフィードバック性能の高さも感じられる。
打球音が気になるというゴルファーは、動画を投稿してあるのでゴルフサプリのインスタグラムを訪れてほしい。
「チ〜〜ン」という音が“芯で打つ練習”になる!?

奥山プロが特に評価したのは、この音が持つ“練習効果”だ。
「芯に当たると気持ちいい音が出るので、その音を出したくて自然と芯で打とうとする。結果的に練習になるというわけです」
音の違いによってインパクトの質が明確にわかるため、ストロークの精度向上にもつながると言う奥山プロ。単なる“珍しいパター”にとどまらず、実践的なトレーニングツールとしても活躍してくれそうだ。
試しにトゥやヒールに外して打つと、芯で打った時の澄んだ音が出ずに、やや鈍い音になる。確かに芯を外したかどうかが分かりやすかった。
構えやすさと直進性も高評価

見た目や構えやすさについても好印象だ。“カクカク”した長方形でフェースラインがど・ストレート。このヘッド形状に対して「目標に対してスクエアに構えやすい」と奥山プロ。特にハンドファーストが強くなりがちなプレーヤーにとっては、アドレスの安定感につながる設計となっていると言う。
また、左右対称に近いデザインであることから、左打ちの人にも使えますか? と奥山プロに聞くと「これ右打ち、左打ち、どちらでも使えますね」とのこと。

ボールによって変わる打感と音

このパターは、使用するボールによっても印象が変わるのだろうか? そこで、硬めと軟らかめ、2つのボールを用意して試してもらったのだが、飛距離特化型の硬めのボールではややシャープな音に、軟らかいボールではより心地よいフィーリングが得られるという。
奥山プロも「軟らかいボールのほうが打球感が良いように感じますね。音にも軟らかさが出ているように思います。ツアーボールのソフトなほうと相性が良さそうです」とコメント。
“音で楽しむ”新感覚パターという選択
「ONSA00100」パターを試打をする前は「打球音がキレイなだけのパターなのでは?」という印象だったが、目標に構えやすいという特長も備えていて、ちょっと試しに使いたくなってしまうくらい好印象。芯を外したことがわかりやすいというフィードバックの高さは、優れた練習器具と言っても良いかもしれない。
「音が気持ちいいからパターが楽しくなる。話題性もあるし、練習にもなる。ゴルフ仲間に『面白いパター見つけたんだ』なんてひとネタ提供できるのもいいですね」と奥山プロ。
パターにマンネリを感じている人や、ちょっと変わった練習パターを探しているという人にとっても、新しい選択肢となりそうだ。一方で、音が特徴的なだけに、ラウンド中は同伴者への配慮も必要になる場面はあるかもしれない。
それでも、“音で打つ感覚を磨く”という新しいアプローチは、多くのゴルファーにとって一度体験してみる価値がありそうだ。

SPEC
- ロフト角/2度
- ライ角/70度
- 長さ/34インチ
- クラブ重量/530g
- ヘッド素材/真鍮(精密CNC)
- グリップ/ONSAパターオリジナルグリップ
- シャフト/オリジナルスチールシャフト
- 価格/オープン(2万4200円前後・編集部調べ)
- 専用ヘッドカバー付き













