“懐かし”「ディアマナ スティンガー」復活
T島 この記事が公開される4月10日(金)は、アレとアレが発売になる日ですね。
金子 T島さんが気になるアレとアレですね。正解は三菱ケミカル 「ディアマナ スティンガー」と三浦技研 「PI-402アイアン」です。
T島 はい。というわけで、今回は三菱ケミカル「 ディアマナ スティンガー」の話をしましょう。“ディアマナ スティンガー懐かしい!”と思った人は古くからのギアマニアですね。
金子 初代「 ディアマナ スティンガー」は2004年に発売となりました。ディアマナシリーズのプロトタイプという位置づけでしたね。その後同じ年に初代ディアマナSシリーズ、通称“青マナ”が発売されます。懐かしいですね。
T島 懐かしいですね。1990年代になってパーシモンからメタルドライバーに移行します。その際、人知れずムーブメントが起こるんです。それは“リシャフト”というチューンナップです。パーシモンの頃はリシャフトというのは本当に大変でした。シャフトがヘッドから抜けないのです。だからシャフトをカットしてドリルで揉むみたいな感じでした。
金子 メタルドライバーになってから、ヘッドを熱して接着剤を溶かすことができるようになって、リシャフトが劇的に簡単になりました。アイアンと同じようにシャフトを抜けるからです。
T島 ということで、リシャフトという言葉がジワジワとゴルフ雑誌を賑わせるようになりました。1990年代後半にはメタルからチタンへと移行し、「グレートビッグバーサ」や「タイトリスト975D」に「トゥルーテンパーEI70」を組み合わせるとか。あと地クラブブームもやってきました。そんな時にフジクラさんから登場したのが「スピーダー757」とか「スピーダー661」ですね。プロがこぞって使ったので、リシャフトする人がどんどん増えていきました。
金子 そして「ディアマナ スティンガー」が出て、初代ディアマナシリーズが出て、タイガー・ウッズが使って。皆さん真似して、リシャフトという言葉が一般的になります。その後USTマミヤのプ「ロフォースV2」とか、グラファイトデザインの「ブルーG」からの「ツアーAD」とか。そして2009年に可変スリーブ付きドライバーが登場し、カチャカチャとシャフトが変えられるようになります。
T島 この流れヤバいですね。絶対カットされますね。ということでスピーダーが作って、ディアマナがリシャフトブームを育て定着させたわけです。
金子 「ディアマナ スティンガー」って発売した時、衝撃でしたね。デザインがカッコよかった。
T島 そうなんです。三菱ケミカルさんは早くからシャフトの塗装にIP加工を取り入れていたので、“映え”ました。
ハードヒッター向けの全体しなりシャフト
金子 「ディアマナ スティンガー」ですが、全長に高弾性のダイヤリードを使い、宇宙開発で生まれたボロンも使っています。かなり贅沢な仕様ですよね。
T島 スペックも50、60、70g台でSからしかありません。ハードヒッター向けのシャフトです。初代は50g台は無かったと記憶しています。初代ディアマナも50g台は無かったですから。
金子 60gSっていうのがトレンドでしたものね。今は50gのSが売れ筋になりましたから。50gって軽量シャフトって呼ばれていましたからね。
T島 「ディアマナ スティンガー」は中調子で、高弾性を使っている感じがします。ヘッドスピードが40m/sに届かないT島にはかなりキツかったです。
金子 中調子で手元のしっかり感があります。どこかがしなるというより全体がじんわりしなる感じです。しなり戻りのスピードは速すぎず遅すぎず、ジャストインパクトになります。
T島 ぶ厚いインパクトが印象的です。シャフトが球を持ち上げてくれる感じがありませんね。低スピンな強い球が打てます。ただし、しならせた分しなり戻るわけですから、ガッツリしならせる方にはオススメです。
金子 T島さん、「ディアマナ スティンガー」がカッコいいから使いたかったんですよね。
T島 結構ハードなので私向きじゃなかったです。ただ、このぶ厚いインパクトは魅力的です。
金子 私とT島さんは手元のクィッというしなりが欲しいタイプなので、剛性感のある全体しなりのシャフトは得意じゃないかもしれません。
金子 すべてのシャフトが合うなんて人はいませんからね。だから、デザインで決めちゃダメです。特にT島さん、散々苦労してきたでしょ。
T島 仰る通りです。さて、「ディアマナ スティンガー」のお値段は8万8000円となっております。もし打って良かったら買いたくなって困るぐらいのお値段です。
金子 打つ前から言ってましたね。よかったらどうしようって。
T島 シャフトはデザインで選んじゃダメです。「ディアマナ スティンガー」はヘッドスピードが43m/sぐらいからハマる人が多いと思います。初代は限定でしたが、こちらは限定ではないようです。すでに国内女子ツアーや男子ツアーで使用する選手がいるみたいです。
金子 切り返しで自分でタメが作れるハードヒッターの人が左に行かせないシャフトだと思います。
T島 せめて53 SRを…ラインナップに加えてほしいですね。。
金子 あっさり諦めてください。

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。
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