インスタグラム「@themasters」

世界四大メジャーの一つである「The Masters(マスターズ)」は、テレビ中継だけでなくSNSでも世界中のゴルフファンを魅了している。その中心となっているのが、公式インスタグラム「@themasters」。フォロワーは約317万人を超え、世界中のゴルフファンが大会の様子をリアルタイムでチェックする場となっている。もちろん筆者もその一人。

マスターズ公式Instagramは、大会期間と通常期間で投稿スタイルが大きく変わる。大会が開催されていない時期は、週に2〜4回ほどのフィード投稿が中心で、過去大会の名シーンや歴代チャンピオン、コースの美しい風景などを紹介する投稿が多い。特に会場であるAugusta National Golf Club(オーガスタ・ナショナルGC)の四季折々の景色や名物ホールの写真は、マスターズのブランドイメージを象徴するコンテンツとして人気を集めている。

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一方、大会開催週になると投稿頻度は一気に増加する。フィード投稿は1日に3〜8回程度、ストーリーは10〜20投稿以上になることもあり、まるでスポーツメディアの速報のような運用が行われている。スーパーショットの動画や選手のプレーシーン、リーダーボードの更新、ギャラリーの様子などが次々と投稿され、SNS上でも大会の熱気をリアルタイムで体感できるのが魅力だ。

今年も可愛すぎる「Par 3 contest」


今年の大会の投稿では、「パー3コンテスト」の様子に多くのファンが注目している。昨年、久常涼が交際中の女子ゴルファー・古川莉月愛と参加し歓声を浴びたシーンも記憶に新しいだろう。
写真や動画でその雰囲気を楽しむことができ、普段の試合とはひと味違うPGAツアー選手のリラックスした姿や、家族と過ごす微笑ましいシーンも見どころの一つだ。

また、パトロン(観客)のファッションにフォーカスした投稿も、多くのファンが楽しみにしているコンテンツの一つ。会場にはグリーンやイエローを取り入れたコーディネートで観戦に訪れる人も多く、マスターズのハットやバッグなどの公式アイテムを合わせた“マスターズコーデ”を楽しむパトロンの姿が目を引く。
会場では携帯電話の持ち込みが禁止されていることもあり、観客たちはプレーだけでなく、こうした雰囲気やファッションも含めて大会を満喫しているのかもしれない。

このようにマスターズのInstagramは、単なる大会告知のSNSではなく、大会の伝統や世界観、そしてオーガスタの美しさを伝える“もう一つのメディア”として機能している。リアルタイムの臨場感とマスターズというブランドのストーリーの両方を発信することは、世界中のゴルフファンを惹きつけ続ける大きな理由と言えるだろう。