ホーガンもアイアンのスイング動作に取り入れていた「カッピング」とは?(2/2)|教えて!ホーガン先生

アイアンが際立つ!強いインパクトの作り方【第8回】Part2

2019/04/19 ゴルフサプリ編集部



1949年、36歳のホーガンは交通事故に遭遇。左半身を砕かれる重傷を負い、再起不能と言われたが、11か月後にツアー復帰。後にメジャー6勝を加えた。回復後は左足を軽く引きずりながらも、飛ばしは健在。

その秘密は左手首の使い方にあったようだ。

「“カッピング”をキープしたままダウンに入ろうとすると、左親指に負荷がかかり、ケガの原因になります。早めに右ヒジを下げながら左手甲をフラットに戻すと、ヘッドをインサイドから振り出せる理想的な体勢になります」(森)

手元が腰の高さに来たポジションでは、ヘッドにはリリースの加速とフェースのタテ回転がすでに始まっているので、後はホーガンが唱える「両手で叩くだけ」で、理想的なインパクトを迎えられる。