スイングを安定させたいなら「1軸型・台形アドレス」を試してみて!
自分では正しい動きができていると思い込んでいたのが、ちょっとした勘違いからエラーを引き起こしてしまっているのはよくあること。今回は1軸のダウンスイングの軌道を学習し、ミート率アップを目指そう。飛んで曲がらないショットが打てる回数が増える。
1軸スイングのアドレスは、両足ともツマ先を15度ほど開きます。右ツマ先を開くのは、インパクトからフォロースルーにかけて右腰を前に出さないようにするためです。さらに左ツマ先を開くことで、ダウンスイング以降で体重が左足に乗りやすくなります。
下半身は股関節、両ヒザ、両足首などの関節のラインが真っすぐとなるように構えましょう。下半身の三関節できれいな台形をつくるイメージです。両ヒザを内側に絞ると下半身のパワーが生まれず、インパクトが安定しません。両肩は平行にセットします。
アドレスで右手が左手よりも下になるため、右ヒジを手前に引きつけて右肩を下げなさいとよくいいますが、両肩の高さはなるべく揃えましょう。右手が下になる分だけ、右肩が少し下がるのはOKです。そのほうがバックスイングでクラブを立てやすく、1軸スイングのトップがつくりやすいのです。昔からいわれるオーソドックスな形を忘れて、自分のスイングに1軸の要素を加えていくと新しい発見が生まれます。