ゴルフ初心者の上達スピードを加速させる「上半身の使い方」

2023/05/15 ゴルフサプリ編集部



自分では正しい動きができていると思い込んでいたのが、ちょっとした勘違いからエラーを引き起こしてしまっているのはよくあること。今回は1軸のダウンスイングの軌道を学習し、ミート率アップを目指そう。飛んで曲がらないショットが打てる回数が増える。

ゴルフを始めてから経験の少ない人がどうすれば早く上手くなれるかを考えた場合、上半身の使い方を先にマスターしたほうが上達がスピードアップします。

これだけである程度打てるようになるのに、下半身のリードとか体重移動など、下半身の使い方ばかり教わっていると上達が遅れてしまいます。なかなかスコア90の壁が切れない人も、上半身の使い方への意識が疎かになっていませんか?

ポイントとなるのはワキとヒジです。

バックスイングで左ワキが締まれば、右ワキはあいても構いません。インパクトを通過し、右ワキが締まってきたところで左ワキが徐々にあいてもOKです。ただし、両ヒジはできるだけ水平に保つこと。腕の回旋が多い人はフェースターンが大きく、インパクトの打点が安定しません。

そこで椅子に腰掛けて、腕の使い方を学習する練習をしましょう。

バックスイングやフォロースルーで腕をネジってクラブを寝かせるのはNGです。ヒジを水平に保ち、クラブを立てたままでスイングするのがツボで、実際のスイングもその感覚でクラブを振ればボールを正確にヒットできます。