ボールは曲げても信念曲げるな!ラウンド中のミスショットを気にしすぎてはいけない理由
スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル理論編 VOL.10
一度ミスしてしまうと、そこでもう自信喪失に陥るゴルファーがとても多い。しっかりと練習を積んでゴルフ場に来たのなら結果に左右されないで、最後まで自分を見失わないでプレーすることが大切だ。難しいことだが、そう心に誓ってプレーしてみよう。
たとえば練習場でスライスを直す練習に励んで、ドローが打てるようになったとします。コースに出てドローの球筋をイメージし、ドローを打つための構えをつくりました。でも、そこでスライスが出てしまった。
そうなると大半の人は、次のホールから左を向いてスライスの構えをつくろうとします。これでは元々のスライスの動きをまた引き出してしまうことになってしまいます。
スライスが出たのはそのホールだけかもしれないのに、折角ドロー打ちの動きが体に馴染んできているのに、またスライスを呼び戻すような考え方に走ってしまう人がとても多いのです。そこを変えない限り、技術も変わりません。
練習場でドローが打てるようになったのなら、コースでも何が起きてもフェアウエイ右サイドを向いてドローを打つスイングを続けましょう。続ければそれに見合う結果もついてきます。1日のプレーでもそれを続けるうちに内容が少しずつよくなります。技術を引き上げるには、この思考がとても大事です。自分を疑うのはもうやめましょう。