ゴルフ初心者におすすめ!シャフトの簡単な選び方
カリスマクラフトマンが初心者ゴルファーに伝授!
近年はヘッドよりも重要になってきているのがシャフト選び。クラブの振りやすさを左右するシャフトは、クラフトマンである鹿又の専門分野。その選び方にもゴルファーに役立つ独自の視点があった。
アイアンを基準にしてウェッジやユーティリティのシャフトを選ぶことはすごく有効ですが、唯一、ドライバーだけは別モノと考えてください。
さきほどセッティングの流れで解説した「短いクラブほど重くする」の基本だと最も長いドライバーが最も軽いシャフトになるのですが、必ずしもそのルールに合わせる必要はありません。
その理由は、ドライバーはティアップした状況でしか使用しない唯一のクラブだからです。ドライバーだけはそのルールにしばられずに、自分が振りやすいモデルを選んでください。その結果として、フェアウェイウッドと同じ重さになってもOKです。
14本のシャフトフローを考えるときに昔はドライバーからフェアウェイウッドは約10グラム重くして、ユーティリティはさらに20グラム重くする。アイアンはユーティリティのシャフトに合わせる。そしてウェッジはアイアンより重めにすると言う14本の基本ルールがありましたし、今もそれを提唱される方はいます。しかし、最新のクラブにはそれほど細かく10グラム、20グラムにこだわらなくて良いと思いますし、ドライバーは別モノと考えるべきだと思います。