アイアンスイングを上達!飛距離を安定させる打ち方を小川泰弘プロが解説

2020/01/06 ゴルフサプリ編集部



アイアンはピンやグリーンを直接狙いたいときに使うクラブ。ボールを遠くに飛ばしたいドライバーとは違って、飛距離を安定させて打つことが大切だ。狙ったターゲットに正確に運ぶためのポイントを小川泰弘プロが親切にレッスン。アイアンの飛距離がそろってくるとグリーンオンの確率がアップし、スコアアップに大きく前進できる。

アイアンは飛ばすためのクラブではなく、ボールを狙ったターゲットに運ぶためのクラブです。そのためには「縦の距離感」を揃えることがとても重要なポイントとなります。

たとえば7番アイアンで打ったときに、ナイスショットなら140ヤードくらいの距離が出るけど、ちょっとダフリとなって20〜30ヤード手前にショートしたり、トップしてグリーンをオーバーしたりではスコアがまとまりません。

多くのアマチュアゴルファーはピンやグリーンを狙うとき、方向を第一に考えようとしますが、飛距離の安定を優先しないと出球の方向も狂いやすいのです。

7番アイアンのショットで10回打ったら10回とも140ヤード近くの距離が打てるようになるのがベストです。そこまでいかなくても誤差を5〜10ヤード以内に抑えられたら合格です。

これが「縦の距離感」をそろえるということです。飛距離が安定してくると方向性の誤差も少なく抑えられますから、グリーンオンの確率もアップします。

現在は、3〜5番アイアンはほとんど使われなくなり、6〜9番までとPW、AW、SWの3本のウェッジをキャディバッグに入れているゴルファーが増えましたが、それぞれの番手とおりの飛距離が打てるようになりたいものです。