20ヤードのアプローチをフルスイングにつなげる|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド 第4回
人が本来備わっているバランスセンサーを生かし、スイング中の重心を整える「グラビティメソッド」。再現性を高め、飛距離も方向性もアップするゴルフ新理論を公開!
前回は、パッティングのイメージをアプローチにつなげることをレッスンしました。今回はさらにフルスイングにつなげていきます。「当たるかな?」という心配がないパッティングから構築すると、イメージが作りやすくなります。
アプローチでは、クラブが水平の位置まで上がる20ヤードの距離を徹底して行います。腕は使わず、体のターンだけで20ヤード打てるようにくり返し練習してみてください。プレッシャーに強く、寄せワンの確率が一気に上がります。
体のターンだけでボールが打てるようになると、そこから回転(振り幅)を大きくし、トップではヒジをたたんで、フルスイングへとつなげていきます。ショートスイングよりも、アプローチからつなげるほうが、やさしく打てるでしょう。
始動は「お腹」で上げて、首の付け根が左の股関節の直上に向かうようにテークバックします。切り返し以降は、重心が左足カカトへかかるように動かすと、バランスを保った再現性の高いスイングになります。