「フォーティーン IF700 FORGED」デビュー|かつてない中空鍛造アイアンの秘密に迫る! 第1章

中空アイアンの祖、フォーティーンの歴史を紐解く

2020/03/25 ゴルフサプリ編集部



フォーティーンは、2020年4月17日に中空鍛造アイアン「IF-700 FORGED」を発売する。中空構造の反発性能と、キャビティ構造の寛容性という2つのメリットを融合させた次世代型フォージドアイアン。今では、当たり前のように各社から発売されている中空アイアンだが、実は世界初の中空アイアンを世に送り出したのは、フォーティーンの創設者であり、クラブデザイナーの故・竹林隆光氏なのだ。そんな中空アイアンの祖ともいえるフォーティーンには、どんな歴史があり、それが現代のクラブ作りにどう結びついているのかを探る。

フォーティーンのニューモデル「IF-700 FORGED」は中空鍛造アイアンという全く新しいジャンルのアイテムだ。見た目には伝統的なキャビティアイアンながら、内部構造は中空となっており、高い反発性能を実現。理想的な高い弾道で大きな飛距離をもたらす。また、内部にはポリマー樹脂を採用し、弾き過ぎない心地よい打球感で、フィーリングも抜群。まさに「いいとこ取り」を実現させたモデルだ。

そんな新しいジャンルのアイアンを生み出したフォーティーンとは、いったいどんなメーカーなのか?

まずはその歴史から紐解いてみよう。