AIだけではなかったキャロウェイの開発革命|ギアモノ語り
米国本社のカールスバッドからマサチューセッツのボール工場まで潜入取材
初めてAIを使って開発した19年の『エピックフラッシュ』が米国No.1セールスを記録し、20年モデルの『マーベリック』ではAI設計をさらに拡大。今、キャロウェイと言えばAIのイメージが強い。しかし、開発拠点となる米国本社のカールスバッド、さらにボール工場があるマサチューセッツではAIだけではないキャロウェイの開発革命が起きていた。
開発革命の原点は約8年前にあった。2012年にCEOに就任したチップ・ブリュワー氏は、製品第一主義を掲げた。それは言葉だけではない。当時、完成目前だった『X-HOT』を全面的に改良。予定より完成は遅れたが、大ヒットにつながった。