太平洋クラブのスループレー専用「八千代コース」を野村タケオがレポート

2020/06/02 ゴルフサプリ編集部



みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。

日本のゴルフ場というのは基本的にハーフラウンドした後は食事をして、それからまた残りの9ホールをラウンドするというスタイルがほとんどです。

しかし海外のゴルフ場ってのは、基本的にスルーラウンドで、サクッとゴルフして、後は食事をするとか仕事をするとか。外国の方って、もっと気軽な感じでプレーしてるんですよね。

僕は日本式のスタイルも好きなんだけど、たしかにスルーで気軽にラウンドするっていうのも嫌いじゃない。でも日本にはなかなかスループレーができるコースって少ないんですよね。

もっと気軽にスルーラウンドができるコースがあっても良いのにな〜と思っていたのですが、太平洋クラブが新しく千葉県にスループレー専用の八千代コースをオープンさせたらしいんです。

太平洋クラブと言えば、高級コースのイメージがあるのですが、そんな太平洋クラブが作ったスルー専用コースってどんな感じなのでしょうか?ラウンドして来たのでレポートします!

撮影/野村タケオ

太平洋クラブ八千代コースはもともと八千代ゴルフコースとしてパブリックゴルフ場として運営していたものを太平洋クラブが買い取り、コース改修やクラブハウスを新しくするなどして再スタートさせたコース。

太平洋クラブとしては初めてのスループレー専用コースとなっています。

コースの原設計は安田幸吉氏で、新たに井上誠一氏の愛弟子である嶋村唯史氏がコース改修をしました。18ホール、2グリーンで、距離の長いAグリーンを使っても6251ヤードと、あまり距離のあるコースではありません。

プレースタイルは電動カートでのキャディ付きラウンドか、手引きカート使用のセルフプレー。どちらも歩きでのラウンドとなります。

グリーンには千葉県と雪印種苗の共同開発によって生れた「CY−2」という高温多湿な日本の気候にマッチした高密度な芝が採用されています。