淺井咲希選手が初優勝を決めたあの瞬間の前に交わされた会話
プロキャディが語る! 2019シーズン熱戦エピソード /栗永 遼編
新型コロナウイルスによる“ゴルフ自粛生活”に辟易しているゴルフファンに、少しでも楽しんでいただきたい! そして、相次ぐ大会中止によって活躍の場が減少しているプロキャディの皆さんに少しでも露出できる場を創造したいという考えからスタートしたこの企画。
男女ゴルフツアー・2019年シーズンにおいて、プロキャディたちが厳選した“熱戦エピソード”や裏話などを臨場感たっぷりにお届けします!
2019年からプロキャディとして初のフル参戦となった栗永遼キャディが登場。ルーキーイヤーとなった19年に、初めてタッグを組んだ淺井咲希選手が、いきなり初優勝。最終日の最終ホールで、ちょっぴりやらかしちゃった淺井選手だったが、無事に優勝を決めた最後のパッティングにまつわる話を教えてくれた。
フル参戦のプロキャディとして、ルーキーイヤーとなった2019年。栗永キャディにとって、一番印象深かった試合はもちろん、プロキャディ初優勝となった「CAT Ladies」。初めてタッグを組んだ淺井咲希選手にとっても、嬉しい初勝利となり、まさに初モノづくしの思い出深い試合。
「話をするなど、コミュニケーションは取っていましたが、淺井選手のバッグを担ぐのは初めてでした。練習ラウンドで初めて一緒に回ったときに、今までに思ったこともないようなことを思ったんです。それは『勝てるんじゃない?』という予感めいたものでした」