ピン「G440 K」ドライバーを最速試打! 「高MOIは曲がらないだけ」を覆す! ピン史上最高に”飛んで曲がらない10K超えヘッド”
【2026年の新作ドライバーを石井良介が試打計測】G440の「K」は飛んで、曲がらないぞ!
「G440 K」は「G430 MAX 10K」の後継にして「G440」ファミリーの一員。早い話が両方のストロングポイントを併せ持つドライバーである。10Kを超える高MOIと飛び重心(深低重心)を両立し、前作よりさらにブレにくく、もっと飛ばせるドライバーに生まれ変わった「G440 K」を石井良介がコースに持ち込んで検証した。
撮影協力/サザンヤードカントリークラブ(茨城県)
高MOIと低重心を両立させるためにヘッドの上も下もカーボン素材に!
ヘッドの重心を深くすれば慣性モーメントは大きくなる。その一方でフェース面の重心(SS)が高くなることでエネルギー効率の低下やスピン量の増加といったデメリットが生じる。
一部のゴルファーが「高MOIヘッド=飛ばない」と感じているのはそのせいだ。
曲がらないけれど飛ばない、あるいは飛ぶ代わりに曲がる。
ドライバーの二律背反を解消するべく「G440 K」では新開発の「デュアルカーボンフライラップ」を採用。ヘッドのクラウンとソールをカーボン素材とし、ソール重量では約7%(※前作比ピン調べ)の軽量化を実現した。また、ホーゼル部分の造りにも手が加えられ、約13%軽量化(※前作比ピン調べ)。こうして生まれたフリーウェイトは、「可変式高比重ウェイト」となって、ヘッド後方に配置されている。
ピン史上最高の慣性モーメント(上下・左右合計値)を実現すると同時にフォースライン(SSと重心を結んだライン)をフェースセンター近くまで下げることに成功。ヘッドのブレにくさと最大エネルギー効率とを両立し、先発の「G440 MAX」以上に曲がらずに飛ぶドライバーに仕上がっている。
「打感はモデルチェンジのたびに良くなっていますが、『G440 K』ではさらに”まろやか”な打感になっていて、ボールがフェースに乗っているフィーリングが強いです。投影面積の大きさの割に低く短い打球音が心地よく、コースでもどんどん振っていけるので自然と飛距離が伸びます」(石井)
「G440 K」はマン振りできるほど”振りやすい高MOIヘッド”
「9度とは思えないほど球が高く上がるところはやっぱり重心が深いからでしょう。それでいてスピン量は何球打っても2400〜2700回転の多からず少なからずの範囲で安定していました。これは重心の低さに加えて、上下のMOIがすごく大きいこと、フェースのバルジとロールが上手く設計されているおかげだと思います。従来の高MOIヘッドは曲がりによるロスを減らして距離を稼ぐイメージでしたが、『G440 K』は高初速、高打ち出し、低スピンでガッツリ飛ばせるドライバーです。しかも、高MOIヘッドにありがちな振りにくさがありません。ヘッドを操れるという表現を使ってもいいくらい、振りやすいです。
その上で左右、上下のミスにも強く距離のブレが小さいのも『G440 K』の強み。高MOIのドライバーを使っているのに球が曲がってしまう人や飛距離に満足していない人に試してもらいたいドライバーです。フェアウェイに置きに行くゴルフもいいけれど、マン振りにもしっかり応えてくれると思います」(石井)
アベレージモデルとアスリートモデルの良いところ取りヘッド
高MOIによる直進安定性、飛び重心による圧倒的な初速性能が加わった「G440 K」は、「振ったら振っただけ曲がらずに飛んでくれます」と石井。
飛んで曲がらない、しかも振りやすい。となれば、アスリートモデルとアベレージモデルの長所を併せ持つドライバーといってもいいだろう。「G440 MAX」と比べたら、どっちが飛んで曲がらないのだろう? これは試さずにはいられない!