第3世代複合構造ドライバーさらなる進化の予感|ギアモノ語り

話題の新作開発ストーリー秘話

2020/06/24 ゴルフサプリ編集部



ドライバーの進化が止まらない。主要メーカー2020年モデルドライバーの63%がカーボンコンポジットと呼ばれる複合構造となっている。さらに、その中にはより進化した複合構造を持ったモデルが同時多発的に出現していた!

クラウンをカーボンに置き換えた複合構造は、2003年に発売されたプロギア「TR‐DUO」が起源と言える。クラウンの軽量化は、低重心、深重心、慣性モーメントの拡大を可能とするすぐれた設計手法だったが、当時は「音が悪い」などの評価で主流になるとは予想できなかった。しかし、現在では複合ヘッドが主流となっている。クラブの性能向上に適した設計が生き残り繁栄したと言えるだろう。