アイアンショット絶対上達!! 目指すは90切り! 気持ちよくグリーンに乗せよう!!
向江寛尚の 「知っ得!! アイアン・スキルアップ学」 Vol.4
“読むと得する”ゴルフの知っ得ネタを向江寛尚プロが届けてくれるシリーズ。今回からはアイアンショットがすぐにうまくなる秘訣を公開。パーオンの回数が増えてくれば90切りは確実。念願の80切りも夢ではない!
アイアンショットは「ハンドファーストに打つ」のが基本です。ご存知のようにハンドファーストはグリップがクラブヘッドよりも先に出るような体勢をいいます。ハンドファーストのインパクトを迎えることでクラブヘッドがスイング軌道の最下点に達する少し手前でボールをヒットでき、適正のスピン量がかかりやすくなるのです。それが「ダウンブローに打つ」ということであり、ハンドファーストとダウンブローは深く関係しています。
ところが、実際はほとんどのゴルファーはハンドファーストを勘違いしています。ハンドファーストはインパクトの体勢であって、アドレスの体勢ではありません。軽くハンドファーストに構える程度ならいいのですが、ハンドファーストに打とうとして最初から極端なくらいハンドファーストに構えているゴルファーがとても多いのです。
アドレスは両腕とクラブが真正面から英語のアルファベットの大文字の「Y」に見えるように構えましょう。ボールの位置は7番アイアンでスタンスの中央か、ボール半個分左が目安です。そうするとシャフトが地面に対して真っすぐとなるような体勢となります。