デシャンボーのメジャー初Vを支えたのは“小技”の成長!

「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.46

2020/10/04 ゴルフサプリ編集部



全米オープンでブライゾン・デシャンボーがメジャー初優勝を飾った。飛距離やパワーばかりがクローズアップされるデシャンボーだが、データを分析すると違う部分の成長が難コース攻略につながったことがわかった。

平均ストローク74.018、1日あたり約4オーバーの難コースで一度もオーバーパーを叩かずに初メジャータイトルを獲得したデシャンボー。2位に6打差をつける圧巻のプレーだった。

このコラムでも取り上げたがデシャンボーは昨シーズン、米ツアーのドライビングディスタンス歴代最高記録(322.1ヤード)をマークするなど肉体改造で一気に飛距離を伸ばした。全米オープン開幕前には「力でコースをねじ伏せる」とコメントし、ティショットでドライバーを多用することを示唆していたようだ。