ドライバー平均飛距離355ヤード!!| “ゴルフの科学者”デシャンボーの大変身!

話題沸騰!! ザ・メモリアルでは423ヤードを記録

2020/09/04 ゴルフトゥデイ 編集部



米ツアー『ロケットモーゲージクラシック』で今季初勝利、同ツアー6勝目を飾ったブライソン・デシャンボーが話題沸騰中だ。
昨年よりひと回りもふた回りも巨大化した体躯を武器にダントツの飛ばし屋に変貌。同大会では350ヤード超えのドライブを16回も記録した。
肉体にも科学の鎧をまとった“ゴルフの科学者”に迫る。

GOLF TODAY本誌 No.579/73〜75ページより

米ツアー中断前、2月の『W GCメキシコ選手権』で2位となったデシャンボーだが、注目を集めたのは成績よりも飛距離。ドライバー平均飛距離が実に355・6ヤードに達した。

驚きはさらに続く。新型コロナによる約3カ月の中断が明けて『チャールズ・シュワブチャレンジ』に姿を現したデシャンボーが巨大化していたのだ。体重は20ポンド(約9キロ)増で110キロに。もちろん長期の休業で太ったわけではない。上体ははるかに厚みを増し、その首はラグビーのフロントローも真っ青の太さになっていた。

本人曰く「中断期間中ボールスピードを上げるために、スピードトレーニングを積んだ」とのこと。

ボールスピードとは日本で言うボール初速のこと。同大会では実測値で195マイル(87・15‌m/s)を記録したという。飛ばし屋のB・ワトソンやD・ジョンソンでも81‌m/s台だからそのすごさがわかる。

「ドライバーで300ヤードのベストショットが打てたが、ブライソンに40ヤードも置いていかれたよ。明らかにスピードが上がっているね」と同組で回ったJ・ローズが舌を巻く飛ばしっぷりだった。