トップアマのゴルフ練習法|腕に入った力をほぐすリハビリドリル

2020/12/25 ゴルフトゥデイ 編集部



ミスを怖がって当てにいけば手打ちになってさらにミスが増える。悪循環を断ち切り、悪いクセが身につかないようにするためには早めの対処が肝心。坂輪さんが習慣にしているリハビリドリルをご紹介する。

GOLF TODAY本誌 No.583/105ページより

特に競技ではミスをしたくない気持ちから、無意識に上からぶつける打ち方になります。その結果、手が浮いて球が右に行ったり左に行ったり。そのクセを次のラウンドまで引きずらないよう、ラウンド後は必ず腕の力をゆるめる練習を行っています。

練習はハーフスイングで。スピードを上げようとすると腕を使ってしまうからです。肩から指先まで動かす意識はほとんどなく、クラブを握っているだけ。腕の力を緩めて、体のターンで振ります。腕は体の回転についてくる。

クラブを落とすのと体の回転を分けて考えるのがコツです。クラブを落としながら回そうとすると回す方に意識がいくので手が浮きやすくなります。腰は少し我慢して、クラブを落としてから回します。使うのは9I。タイミングがつかみやすい長さだし、飛距離が1Wの半分なので基準になるからです。