【フジクラシャフト】スピーダーエボリューション7|シャフトの加速性とヘッドの挙動安定性を両立
藤倉コンポジット スピーダーエボリューション7|先が暴れずタイミングがとりやすい!
7代目となるスピーダーエボリューションVII。先中調子のモデルだが、先端部をややしっかりさせて、慣性モーメントの大きなヘッドでのショットにも対応できる性能を搭載。飛距離を出しつつも、安定したヘッドの動きを実現できるとして注目されている。
GOLF TODAY本誌 No.581 92〜93ページより
スピーダーエボリューション(以下エボ)シリーズは、偶数モデルが中調子、奇数は先中調子に設計されるのが通例。最新作のエボ7は奇数だから先中調子モデルとなっている。
先調子の前々作エボ5は手元のしっかり感が強く、手元と先の剛性差が「振りにくさにつながる」という声もあったことから、今回はエボ3の要素を踏襲。手元側と先端側の剛性差を少なくし、切り返しのタメで間が取りやすく、全体にしなる印象を持たせている。
先端部にはエボ6でも採用した超弾性「70トンカーボンクロス」を使用し、しなりはあるが、剛性感が高く、最近の高慣性モーメントヘッドの特性を生かし、ミスヒットでもブレにくくしているのも特徴。
シャフト全体の加速感でボールを押しだすようなヘッドの動きとターンをうながし、暴れ感は抑えながら、ボールがつかまって、大きな飛距離が得られる。先調子系が苦手な人にも使え、加速性とヘッドの挙動安定性の両立させている。