アイアンのダフリ&トップは”右手の使い方”が間違っている可能性大! 右ヒジ固定ドリルで解消しよう!

セリザワメソッドを継承 |広瀬祥代が“ミスの一発解決法”を教えます! ミスの原因&練習法がすぐにわかる! VOL.6

2020/12/17 ゴルフサプリ編集部



芹澤信雄率いる『チームセリザワゴルフアカデミー』の紅一点のティーチングプロ、広瀬祥代。親切でわかりやすいレッスンで、年齢性別を問わず多くのゴルファーに人気。その広瀬がドライバーからパターまでのミスの解決法をレッスン。ミスの原因に応じた対策法が明確になれば悩みを一発解消、ゴルフがどんどんうまくなる。どんな練習をしたらいいかわからないゴルファーも必見だ!

アイアンショットでダフリやトップが出てしまうのは、ダウンスイングのリリースが早すぎるのが一番の原因です。手首がほどけるタイミングが早いため、タメがなくなってクラブヘッドが地面に早く落ちてしまうのです。ダフリとトップはまったく違うと思い込んでいるゴルファーがとても多いのですが、ミスの結果は違っていても原因はほとんど一緒です。

ボールを上げようとしてすくい打ちになりやすい人もダフリやトップが多発します。ダウンスイングで右肩が下がり、さらに手首が早くほどけるとスイング軌道の最下点がボールよりも手前側となってしまいます。ボールの手前の地面を叩いてしまったらダフリ、クラブヘッドが地面に軽くこすって上昇に向かうところでボールの上に当たるとトップが生じます。クラブヘッドがどこに当たるかでダフリとトップに分かれるのであって、ショットの結果は紙一重なんですよ。

どうしてリリースが早くなってしまうかというと、右腕の使い方を間違っているからです。右ヒジの曲げ伸ばしが正しくできず、ダウンスイングで右ヒジが浮いて右手首が伸びてしまうところが矯正点と考えていいでしょう。すくい打ちになって右肩が下がりやすい人も、右腕がうまく使えていないことが考えられます。