アイアンショットが安定しない原因は“すくい打ち”と“極端なハンドファースト”が原因!

セリザワメソッドを継承|広瀬祥代が“ミスの一発解決法”を教えます! ミスの原因&練習法がすぐにわかる! VOL.8

2020/12/31 ゴルフサプリ編集部



芹澤信雄率いる『チームセリザワゴルフアカデミー』の紅一点のティーチングプロ、広瀬祥代。親切でわかりやすいレッスンで、年齢性別を問わず多くのゴルファーに人気。その広瀬がドライバーからパターまでのミスの解決法をレッスン。ミスの原因に応じた対策法が明確になれば悩みを一発解消、ゴルフがどんどんうまくなる。どんな練習をしたらいいかわからないゴルファーも必見だ!

アイアンショットの方向がなかなか安定しない。そんな悩みを訴えるゴルファーが多くいます。「どんなミスが出るのですか?」とたずねると、「右にも左にも飛ぶんですよ。打ってみないと球がどこに行くかわからなくて……」と大抵の人は言います。方向が安定しない原因は人それぞれで、たまにダフリやトップも出ているのではないかと思いますが、要はインパクトゾーンのクラブヘッドの軌道とフェースの向きの誤差が大きいことに尽きます。

私のレッスン経験からいえば、方向が安定しないという人はボールを上げたい心理からすくい打ちになるタイプと、上から打ち込もうとしてハンドファーストに打ちすぎるタイプの2つがよく見られます。ダウンスイングでコックが早くほどけては、ボールを正確にとらえられません。また手先だけでハンドファーストインパクトを作ろうとしても、手が先に出すぎてフェースが開きやすい。手先の動きでボールをヒットするため、フォロースルーで左ヒジが引けてしまうことにもなります。