今どきグリップは左手を3ナックルくらいかぶせて、親指と人さし指のツケ根を締める!!

大西翔太コーチが教える「ゴルフスイングのツボ」 VOL.15

2021/02/12 ゴルフサプリ編集部



理論をわかりやすく展開し、実戦ですぐに役立つレッスンで大人気の大西翔太コーチ。
その大西コーチが、誰も知らなかったゴルフスイングのツボをこっそり教えてくれた。第15回はグリップの正しい握り方のレッスン。ミスショットがよく出てしまうという人は、両手をルーズに握っていることが考えられる。グリップをもう一度チェックしてみよう。

皆さん、こんにちは。ツアープロコーチの大西翔太です。今回はグリップについて解説したいと思います。よくいわれますように、グリップはゴルフスイングの基本中の基本です。どうしてかというと、カラダとクラブをつなぐ唯一の接点だから。グリップとは両手を握る部分のことを指しますが、両手を握ることや握る形もグリップといいます。ここでは主に両手の握り方に絞って話を進めていきましょう。

スイングのジョイントの役目を負うグリップ、つまり両手の握り方のバランスがよくないとクラブを正しい軌道で振れなくなります。列車だって車両の連結部がうまくつながっていないと、脱線してしまいそうで怖いですよね。それと一緒で、カラダとクラブの動きを連動させてグッドショットの確率を上げるには、グリップを正しく握ることがとても重要です。

ミスショットが続いたり、上達に行きづまったりしたときは、グリップに問題点があると疑ってみてください。トレーニングを積んでカラダを大きくしたり、スイングをとくに改造したりしなくても、グリップを修正するだけでスイングがかなり改善されるはずです。

ボクがゴルフを始めた人たちに最初に何を教えるかというと、やはりグリップです。カラダの動かし方を先に教えてもゴルフクラブの持ち方を理解していないと、スイングにならないからです。皆さんも初心に戻ったつもりで読んでもらいたいと思います。グリップの要点を整理すると、次のようになります。