パッティングで最も大切なのは“どう振るか”ではなく“どう打ち出すか”|ゴルフ再構築レッスンVol.7
脱!万年アベレージゴルファー「ゴルフ リビルド レッスン」
前回の“自分のストロークタイプを知る”に続くパッティングレッスンの第二弾は“ボールの転がり方”に着目。基本のイメージと、意識するべきポイントを教わった。
目澤 坪井さんは、パッティングするとき何を意識しますか?
坪井 ボールに書いてあるラインを、打ちたい方向にセットして打つ……という感じです。
目澤 なるほど。目標に対して真っすぐ立つことを意識しているのですね。ですが、それでは真っすぐ振る意識が強くなって腕が伸びたり、ヘッドを追いかけてしまうなどして、肝心なフェースの向きが狂いがちです。パッティングで最も大切なのは、インパクト時のフェースの向きと打点位置なので、そのことを強く意識してください。
坪井 打点位置とは、芯に当てることですか?
目澤 例えば、トゥ側だと右に、ヒール側だと左に打ち出されやすくなります。ストロークの軌道で真っすぐ打とうとするのではなく、フェースのどこに当たると球はどう出るか、を知ることも大切なのです。
坪井 つまり、軌道ではなく、フェースの向きと打点位置を意識するということ?
目澤 はい。フェースをコントロールできるようになると、ボールは自然と真っすぐ転がります。