1ラウンドで10打縮まる番手選び教えます!今度のラウンドですぐに役立ちます

アイアンの距離感の作り方 Part3(1/2)

2021/08/09 ゴルフトゥデイ 編集部



距離計やカートのナビを使えば面倒な計算や歩測なしに誰でもピンまでの正確な距離を把握できる。それにも関わらずスコアが縮まらないのは番手の選び方が間違っているからだ。残り距離だけで単純にクラブを決めてはいけない。コース状況に合わせて賢く番手を選べばスコアをグンと縮めることができる!

GOLF TODAY本誌 No.590 32〜39ページより

ツアーでも距離計の使用が解禁されはじめ、距離計を携帯してラウンドするアマチュアも増えてきました。それ自体はけっこうなことですが、せっかく得られる正確な距離の情報を生かし切れていない人もいます。ピンまでの残りの距離をぴったり打てる番手を機械的に選んでいる人は意外と多く、そういう人に限って基準にしているのが練習場での最大飛距離だったりします。

しかし、コースに出れば地形や風の変化があり、ボールのライもさまざまです。たとえ上手く打てたとしても、飛んだり飛ばなかったりするのが当たり前。プロでも前後左右のブレを見込んで平均飛距離で計算しています。アマチュアが狙った通りの距離を打てるのは1ラウンドでせいぜい1、2回くらいあればいい方でしょう。

大事なことは、そのときの状況の見極め。飛んだり飛ばなかったり、起こり得るミスを想定して、絶対に危険ゾーンにボールが飛ばないクラブを選ぶことです。そうすれば寄せやパターでリカバリーできるので、結果としてミスがミスにはなりません。