畑岡奈紗はこんな選手! 東京五輪・女子ゴルフ競技のTV観戦が1000倍面白くなる選手紹介PART1

2021/08/02 ゴルフサプリ編集部



いよいよ、東京五輪の女子ゴルフ競技が8月4日(水)から4日間に渡って開催される。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、無観客での開催が決定しているため、会場で選手たちを応援することはかなわなくなった。TV観戦のみというのは残念だが、五輪という大舞台で戦う日本選手たちには、TVの前で大きな声援を送ってあげたい。力強い応援のためにも、彼女たちがどんな選手なのか、あらためて確認してみよう! まずは、日本代表・畑岡奈紗選手!

世界ランキング11位で東京五輪の出場権を得た畑岡奈紗選手は、1999年1月13日生まれ。現在22歳で1998年から99年3月生まれまでの、いわゆる黄金世代の1人になる。茨城県笠間市出身で、11歳のとき、宍戸ヒルズカントリークラブに勤務する母親の影響でゴルフを始めた。ゴルフを始める前には野球経験もあり、中学時代に中嶋常幸プロが主催する「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」に入ると、あっという間に上達。ちなみに学校では陸上部に所属し、200メートル走の選手として、県大会7位入賞などの実績もある。

その後、数々のジュニア大会に参戦。2014年7月にサンディエゴで行われた世界ジュニアゴルフ選手権に挑戦するも、このときは成績を残せなかったが、翌年の2015年、2016年に連覇を達成。さらに、その年の2016年10月に行われた「日本女子オープン」で国内メジャー初のアマチュア優勝、加えて17歳263日での優勝は、これまで宮里藍が持っていた最年少大会優勝記録(2005年=20歳105日)を大幅に更新し、さらには公式戦最年少優勝記録(1989年=20歳27日)も大きく更新しての最年少優勝という偉業を成し遂げた。