「完璧ではないが、満足しています」松山英樹が8アンダー・単独首位で週末へ

ZOZOチャンピオンシップ第2ラウンドレポート

2021/10/22 ゴルフサプリ編集部



朝から冷たい雨が降る中で行われたZOZOチャンピオンシップ第2ラウンド。松山英樹が3バーディ・1ボギーの68でまわり、トータルスコアを8アンダーまで伸ばして単独首位に浮上。

写真/相田克己(ZOZOチャンピオンシップ)

マスターズ覇者の強さを見せつける形になった、と言っていいだろう。寒さと雨、タフなコンディションの中で多くの選手が苦戦を強いられた。そんな中、松山英樹はティショットを大きく曲げることもなく、多少曲げてコンディションの悪いライからのショットとなっても上手く切り抜けていった。そして、距離は短いとはいえ、神経を使うパーパットをしっかりとカップインさせ、この日叩いたボギーはひとつだけ。

そして、チャンスもしっかりとモノにしていた。前半は13番・パー3、18番・パー5で2つのバーディを奪う。そして、後半3ホール目、昨日もバーディを決めていた3番・パー3で3つ目のバーディ。トータルスコアを8アンダーまで伸ばした。松山自身は「完璧なラウンドではありませんでしたが、上手くプレーしました。満足しています」としている。

途中、胸のあたり痛そうな表情で押さえる場面があり、どこか痛めたか?とひやっとしたが、その後もラフから力強くスイングし、グリーンをとらえていたので問題を抱えてはいないようだ。

現時点(14時45分)で後続は、7アンダーまでスコアを伸ばしたC.トリンガーリが松山と1打差の単独2位。M.ウォレスとB.スティールが6アンダーで3位タイ。初日、好プレーを連発したJ.ニーマンが5アンダーの単独5位につけている。