森 守洋のスイング立て直しレッスン|堀琴音・香妻陣一朗

不調になったら、ミスが出始めたら、このレッスン・ドリルで復活!注目のツアープロコーチが教える!スイングの立て直し方

2021/12/06 ゴルフサプリ編集部



不調になったら、ミスが出始めたら、このレッスン・ドリルで復活!
優勝したあの女子プロ・男子プロに教えたとっておきのポイントをGOLFTODAY読者だけに公開!

GOLF TODAY本誌 No.594 38〜43ページより

堀琴音選手は18歳でプロになり、すぐにツアーで活躍して初優勝は時間の問題といわれていました。ところが2018年頃からスランプに陥ってしまい、私のところにやってきてずっとコーチをしています。

堀選手はもともと天才肌で、ターゲットに対してフェース面を合わせる能力が非常に高い。本人はドローを打ちたがっていて、アッパー系のスイングをしていました。だけどバックスイングでカラダが持ち上がって、ダウンスイングで沈み込むタイプですから、カラダの特性とか動きからいえばフェードのほうがギャップが少ないわけです。

本人はバックスイングは変えたくないということだったので、インパクトゾーンの軌道を整えることに取り組みました。右カカト浮かせ打ちの練習などでクラブの入射角を修正したところ、ストレートよりも1~2度アウトサイドイン寄りの軌道で振れるようになり、何回スイングしても安定したフェードが打てるようになったのです。そこはやっぱり天才的だと思います。