橋本真和のスイング立て直しレッスン|堀琴音・淺井咲希
不調になったら、ミスが出始めたら、このレッスン・ドリルで復活!注目のツアープロコーチが教える!スイングの立て直し方
不調になったら、ミスが出始めたら、このレッスン・ドリルで復活!
優勝したあの女子プロ・男子プロに教えたとっておきのポイントをGOLFTODAY読者だけに公開!
GOLF TODAY本誌 No.594 50〜55ページより
2021年の開幕前に、堀琴音選手のコーチをしている森守洋プロの合宿に参加させて頂いたとき、堀選手のパットを見て欲しいということで幾つかアドバイスをしました。
本人も「手が動きづらい」「テークバックでどう上げていいかわからない」と悩んでいたのですが、よくよく見ると極端なくらいアッパーブローに打っていたのです。
ショットもそんな傾向があって、ヘッドをインサイドに低く引きすぎて、ストローク軌道の最下点がボールよりもかなり手前で、ヘッドが上昇し、減速しながら当たっていました。そうなるとロフト角が増えて当たるからコロがりが弱くなるし、ボールが跳ねてしまうケースもありました。
堀選手には動画も見せて、「ストロークの円弧が左右対称形になっていないから、振り子のようにストロークしよう」と伝えました。
修正点はテークバックでヘッドをもう少し高く上げることと、フェースの開閉を少なくすること。ボールケースを使った練習などで、振り子式ストロークのマスターに努めました。