右足カカトを浮かせてからのステップ打ち

飛距離365ヤード!高島早百合が教えるプラス10ヤードの直前練習【Vol.10】

2022/01/08 ゴルフサプリ編集部



練習不足の月イチゴルファーほど直前の練習で飛距離アップできるポテンシャルが高い!この連載ではドラコン女王の高島早百合が飛距離アップにつながる直前練習を紹介します!

GOLF TODAY本誌 No.595/108〜109ページより

よくゴルフのレッスンでは「下半身を回す」ということがテーマになりますが、私は下半身よりも上半身を回せていないタイプがとても多いと思います。アマチュアの皆さんは一所懸命に左足を踏み込んだり、左腰を回そうとするのですが、下半身を回すだけで上半身が回っていない。また、下半身を回すことがゴールになってしまっている人がとても多いです。

下半身を回すのはあくまで、上半身をよりスピーディに回転させてヘッドスピードを上げるためです。そのためにオススメなのが、両足を浮かせてやるステップ打ちです。アドレスでは右足のカカトを少し浮かせて、右足を踏む込むところからスタート。右足を踏み込んだら、今度は左足を完全に浮かせて、そこから左足に全体重をかけて思いきり踏み込んで打ちます。右足、左足ともベタ足のまま強く踏み込んでも、なかなか上半身まで回転しません。でも左足を浮かせてから踏む込むと、勢いがついて上半身も一緒に回転する。この感覚がつかめると下半身の動きと上半身を連動できるようになってスイングが力強くなります。