スコアアップのためだけでなく費用対効果もあり!ゴルフクラブの「定期点検」していますか?
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第27回
大蔵ゴルフスタジオの代表でフィッターの市川氏
日々使用している車には“車検”があります。また、我々は健康診断を定期的に受けて健康管理をしています。では、クラブのメンテナンスの必要性は?大蔵ゴルフスタジオの代表でフィッターの市川氏にゴルフライターのT島氏が切り込みます。
写真提供/大蔵ゴルフスタジオ
(T島)先日、愛車が車検だったんだけど、ゴルフクラブには車検みたいなの無いよね。
(市川)そうですね、車検を受けないと公道を走れない。事故予防、故障予防、命に関わることですから。
(T島)ゴルフクラブも、命に関わる事故は発生しないこともないですが、発生頻度は低いし、消耗品はグリップぐらいだし、検査通らないと使えない!とクルマほど厳しくする必要はないよね。でも、スコア的に事故(大叩き)などは発生します。
(市川)なんだか無理やり持ってきましたね。T島さんは“車検”と言いましたけど“定期点検”という落とし所でいかがでしょう。
(T島)良いね、そうそう。定期的にチェックしてほしいと言う思いはあるんだよね。
(市川)そうですね。グリップのゴムは劣化します。接着部分が緩んだりする可能性は無いわけではありませんが、セル(ヘッドとシャフトのつなぎ目にある部品)が浮いたりすることは、稀にあります。
(T島)まずは、安全面だよね。ゴルファー保険には、入ってほしいです。
(市川)そうですね。ゴルファー保険というと皆さん“ホールインワン”のことばかり気にされていますけど(笑)そこじゃなくて、プレー中や練習中の事故、怪我であるとか、クラブの破損、盗難などに対応してくれることが重要かと・・
(T島)皆さんホールインワンで幾ら出る!ばかり保険を選ぶときに気にされている気がしますが、万が一事故が発生したときのゴルファーの責任として入って欲しいと思います。もちろん自動車の事故に比べるとかなり発生率は低いですけどね。
(市川)お願いします。クルマの保険より随分安いです。
(T島)ホールインワンで出る金額を抑えれば安いです。
(市川)僕は目一杯ですけど。
(T島)楽しみにしています(笑)