気が付けばユーティリティの時代
金無いのにゴルフやってるオヤジのはなし 第4話
40代半ばにして、14年ぶりに会社のコンペでラウンド復帰し、神がかり的なラウンドで100切りを達成し、スコア的には辞める以前と同じ位置に戻ってくることができたと、前回の記事に書きました。
しかし、それと同時に、私がゴルフを辞めていた14年間のうちに、ゴルフクラブは大きく進化していたことを知りました。今回はその一つである、ユーティリティの話をしたいと思います。
14年ぶりにラウンド復帰となった会社のコンペに参加した際、使用したクラブは、金無いので、14年前にゴルフをやめた当時のままでした。
ウッドは、1W、5W、7W。
アイアンは、3I~9I、PW、AW、SW。
あとパターの14本でした。
しかし、私がゴルフをやめていた間に、ゴルフクラブも大きく進化し、その一つがユーティリティの登場でした。
ゴルフをやめている間は、テレビのトーナメントすら見ていなかったのですが、復帰して練習場に通い始めたころからは、時折、テレビでトーナメントを見るようになりました。すると、女子のトーナメントの場合、ほぼ全員がロングアイアンを抜いて、ユーティリティを使っているのです。
また、練習場にもユーティリティを打っているゴルファーがたくさんいます。いつの間にこんなことになっていたんだと、ユーティリティの普及に関して、私は完全に浦島太郎状態でした。
そして、14年前と同じクラブセッティングでコンペに臨んだ私ですが、スタート前に私の一つ前の組の同僚たちが、ユーティリティ談義で盛り上がっていました。こんなに打ちやすいクラブはない、一度使ったら手放せない、まだ持っていないならぜひ買うべきだなど、まさにユーティリティ礼賛という内容でした。
その時、私はまだ一度もユーティリティを打ったことがなかったので、そんなに素晴らしいものなのかと、少々興味が出てきました。