松山、メジャー連続予選通過を自己最高タイの「8」に。全米OPで記録更新なるか!?
「いまどきツアーをデータ斬り!」国内外のゴルフツアーをあらゆるデータで一刀両断 Vol.133
今季メジャー第2戦の全米プロで松山英樹は60位と不本意な成績に終わった。それでも2年前の全米プロから続くメジャーでの連続予選通過を「8」に伸ばして自身の持つ日本選手記録に並んだ。来週の全米オープンで記録更新の期待が膨らむ。
通算9オーバーの60位。松山にとっては、もどかしい4日間だったに違いない。それでも、調子が出ない中できっちり予選を通過して72ホールを戦い抜いたことには意義がある。コロナ禍による中断明け最初のメジャーとなった2020年全米プロから8試合続けてメジャーで予選通過を果たし、自己記録、ひいては日本選手最長予選通過記録に並んだのだ。
前回の8試合連続予選通過は2014年全米オープンから2016年マスターズまで。最高成績は2015年マスターズの5位で、半数の4試合が30位以内だった。
今回は何といっても昨年のマスターズ制覇が光る。それ以外でも、直近の60位を除けばすべて30位以内と安定感も増している。