高反発性能と低重心が生む高初速、高弾道で未知の飛距離を体験|プロギア PRGR03アイアン
2022ニューモデルを関浩太郎が試打インプレッションVol.26
スイングコーチ兼クラブフィッターの関浩太郎が今回試打したのはプロギア「03アイアン」。その飛距離性能でセンセーショナルを巻き起こしてきプロギアだが、今回はミッドサイズながらもアイアンのシャープなフォルムを持つ自信作。もちろん飛距離も補償付き。それどころか7番で200ヤード超えという脅威の飛びを実現した。
「芯の広さを確認しながら打ってみたところ、1センチくらいトゥ側に当たったけれど197ヤードも飛びました。毎回言いますが、僕はこんなに飛びません。“関さんだから”では決してない。正直7番で160ヤードくらいですから、2~3番手ぶん飛んでいる計算になりますね。
7番で130ヤードの人なら160ヤード飛ぶアイアンです。ヒール側に当たっても183ヤード。プロモデルだと芯からヒールに当たった時の打感は遜色ないのですが、飛び系アイアンはトゥ側と芯はいいけれどヒール側はすごくカタい感触になるものが多い。ところがこのモデルはそれがありません。ヒールに当たって183ですよ。これは楽ですよね」
その秘密は高い反発性能と低重心化による高弾道を実現したヘッドの設計にあり。高強度薄肉フェースとセンター重心の組み合わせ、アマチュアの平均実打点でも高い反発性能を発揮できるよう設えたバックフェースグルーブといったテクノロジーにより、アイアンらしい形状を守りながら爆発的な飛びを実現したようだ。