人気モデルの融合!スパイダーにもトラス!! スパイダー GT ブラック TM1/TM2 パター
2022ニューモデルを関浩太郎が試打インプレッションVol.41
スイングコーチ兼クラブフィッターの関浩太郎が今回試打したのはテーラーメイドの「スパイダーGTブラック」パター。世界のトッププロに支持されている「スパイダー」の最新作。登場するや多くのゴルファーの信頼を勝ち取ったトラスホーゼルを搭載することで一層安定感を増したモデルに仕上がった。
独創的な新ウイング構造で新たに広がりを見せているスパイダーGT(グランドツアー)。4:2:4の重量配分でミスヒットに強く安定性も高いと評判だ。
「トラスネックは効果のほどを実感している人も多いと思います。実際、これでたくさん優勝しているツアープレーヤーもいます。これまでトラスはブレード型、細身のヘッドタイプしかありませんでしたが、ついにネオマレット、それも大人気のスパイダーGTのバージョンが出ました。
トラスネックはインパクトで芯に当たらなかった時にヘッドのブレが少ない構造。バトミントンのラケットとテニスラケットの違いみたいな感じでしょうか。また、ブレードタイプとネオマレットの違いは重心深度。スパイダーとの融合で芯がさらに広くなりそう。上から見た場合の視覚効果もありますね」
トラスデザインとは、ヘッドとホーゼルを三点で接続する設計。ホーゼル中央部の重量を削って重量配分を見直すことで、インパクト時のフェースの安定性を高めるデザインが可能になった。