ゴルフクラブの形がそれぞれ違う理由、考えたことありますか?ゴルファーなら知っておきたい歴史的背景
ゴルフそもそも調査部 vol.5【今回の調査テーマ|ウッド、ユーティリティ、アイアンどうしてこんなに形が違う?】
現代のゴルフギアは、先人の創意工夫が積み重ねられてきたもの。時に感じる疑問や「なぜ」「どうして」を、それらを形作ったきっかけやエピソードで振り返ってみよう。今回の調査テーマは「ウッド、ユーティリティ、アイアンの形の違い」だ。
GOLF TODAY本誌 No.605/118〜119ページより
丸くて幅のあるウッド。薄い板状のアイアン。その中間的なボリューム感のヘッドがユーティリティだが、なぜこんなにもヘッド形状を分ける必要があるのだろうか。飛距離を打ち分けるだけならレングスとロフトを変えるだけでもいいはず。
歴史を遡ってみると、それぞれの形の意味がわかると思う。現代のクラブにつながるヘッドの原点を考えるにあたり、小石や木製の球を弾いていた時代のもの、ホッケーの打棒のようなものは省こう。