安定したドローが打てるようになりたい!アマチュアもマネしたい、古江彩佳のスイングを解説

一流プロのドライバーのマネどころ

2022/11/16 ゴルフサプリ編集部



アマチュア時代に優勝した「富士通レディース」は今年の優勝で大会3勝目。日本ツアー通算8勝目をマークした。

今シーズンから米国女子ツアーにフル参戦している古江は、8月の「スコットランド女子オープン」で優勝し、10月には「富士通レディース」で凱旋勝利を飾った。ドライバーショットの安定性は米国でもトップクラスだと評価されているが、アマチュアがマネするべきポイントとは?

GOLF TODAY本誌 No.606 14〜17ページより
構成・文/野中真一撮影/相田克己 圓岡紀夫

古江選手の特徴はとにかく手を使わないこと。アドレスでは腕や手首が完全に脱力されています。背中も無理に反ったり、丸くなったりしていないので、体全体に力みがなくバランスが良い構えになっています。
バックスイングでは上半身の回転だけでクラブを上げているので手をヒネったり、フェースを開くような動きは一切ありません。

連続写真を見てもハーフウェイバックの高さでは教科書通りのスクエアフェースになっているのがわかると思います(写真2)。手を使っていないのでトップが大きくなることもなく、低い位置でコンパクトなトップになっています(写真4)。