ドライバーはスライス、アイアンはフック...なんでクラブによって違うミスが出るの?

教えてオグさん!「つかまる」を考える PART3

2022/11/27 ゴルフサプリ編集部 小倉勇人



皆さんこんにちは。オグさんです!「つかまる」をテーマにしたミニ連載もPART3まできました。
今回はクラブによって起こるミスの違いについて。スイング修正だけでは解決できない方の原因とクラブの選び方をお話したいと思います。

ゴルフを始めたての頃はスイングもままならないですから、特に気にならないのですが、段々ボールに当たるようになってくると、持つクラブによってミスの傾向が変わってくる場合があります。

どのクラブを持っても同じミス、例えばスライスになる場合もありますが、上達すればするほど、ドライバーはスライス、アイアンはフックや引っかけといった異なるミスに悩まされる。これは、誰もが一度は通る道でしょう。

これには、いくつか原因があります。最も大きな原因がクラブの長さ。
アイアンは比較的クラブが短いので、インパクトでフェースをスクエア以上に戻しやすいのですが、ドライバーなどの長いクラブは振り遅れやすく、インパクトでスクエアに戻すのにそれなりの慣れというかテクニックが必要になります。

スイングが身に付きかけているような時期は、大体ドライバーが右方向、アイアンが左方向といった感じになりやすいのです。

他の原因としては、ヘッドの構造もあるでしょう。ウッド類は、フェースプログレッション、FP値が大きくなります。簡単に言うとフェースが前方に突き出した形になっているということ。

対するアイアンは、ウッド類と比べてややFP値が小さく、フェースが後方に下がった構造になっています。つまりボールがフェースに当たるタイミングが微妙に異なるのです。