パー5ホールは飛ばさなきゃという考えは危険!2打目も頑張りすぎない思考を持ちましょう
スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.48 マネジメント編
90切りを達成する条件の一つに、自分にとって都合のいい状況をなるべく多く作り出すことがあげられる。ミスが出にくいクラブ選択やネガティブな思考を消すなど、すぐにできそうなことなら直ちに実行してみよう。80台のスコアはもうすぐだ!
ゴルフトゥデイ本誌608号/108〜109ページより
イラスト/庄司 猛
パー5ホールでは距離的な難しさを感じる方が多いかもしれません。でも、ショットのつなぎに対するマネジメントのコツをつかめば、パーが取れる回数がかなり増えてくるはずです。
たとえば480ヤードのパー5でティショットが少し当たり損ねて200ヤードしか飛ばなかった。残りは280ヤードです。こんな場面で大半の人は3番ウッドでできるだけ距離を稼ごうと考えますが、力んで大ダフリやチョロなどのミスをしてしまうことが多くないですか?
2打目でグリーンの近くに運んでおいたほうが3打目で短いクラブで打てるからラクだろうという発想はちょっと危険です。
ナイスショットが打てたとしても、3打目が残り50〜60ヤードですと距離感のコントロールが難しいですし、しかもバンカー越えでピンの位置が手前だとしたら結構なプレッシャーですよね。
そこでミスしてしまうと大叩きにもつながりかねません。